都立豊多摩高校の同窓会報が送られてきて、2024年11月に92歳で亡くなられた詩人谷川俊太郎さんの作品「あなたに」が絵本になったことを知り、早速購入を申し込みました。昨日届きました![]()
60年ほど前、当時は若き詩人であった卒業生の谷川さんに、同じく卒業生であり当時は母校の地学教師であった横倉弘先生が創作を依頼して出来たのが「あなたに」だそうです。
1968年以来半世紀以上卒業式での朗読が続いている話は知っていましたが、私はすでに卒業していましたので、読んだことはありませんでした。(著作権の問題もありネット等では公開されません)
「あなたに」は一般には「三つのイメージ」のタイトルで詩集に載っているそうです。ある時谷川さんからタイトル変更の依頼があったものの、卒業委員会の生徒達が断ったエピソードもあるとか![]()
いつの時代でも、夫々が置かれた環境や状況や年代により、「あなたに」から受ける印象は異なるかも知れませんが、矛盾と共に生きる私たちには、とても深く、考えさせられる素晴らしい詩です。ザ・キャビンカンパニーさんの絵が合わさって、素敵な絵本になり、益々イメージも膨らみます。
↑扉には芽吹いたばかりの正門から続く銀杏並木が描かれています
↑最後のページには黄金色に色づき、少し散り始めた銀杏並木の絵
「あなたに」の絵本化は、同じく卒業生の編集者Aさんの企画により、生前の谷川さんの許諾を得て、学校、同窓会、PTAの協力により刊行されたということです。
最初に創作を依頼された横倉先生は、実は私の小学校の11年先輩でもあります。70年前の卒業当時小学校の同窓会名簿をまとめる計画が始まっていました。
中学生になって間もなく、友人と二人で地域ごとに卒業生宅を訪ね、名前や住所の確認をする作業を手伝った時期があります。同窓会の幹事で世話役だった横倉さんにいろいろ教えてもらったと記憶しています(当時何をしている方かも、その後高校で同窓生になるのも知らず)。今思えば中学生の子供が見知らぬ家を訪ねて名簿の確認をするなんて
おおらかな時代でした。
私の高校卒業とすれ違いに横倉さんが母校の教師として赴任された事は、同年に同じ高校に入学し授業を受けた弟から聞きました。実家の写真館も何度かご利用いただいたと聞きました。
半世紀ぶりに再会したのは11年前、初めて出席した2015年の高校の同窓会でした。私の事も、弟の事も、実家の事も覚えていてくださいました。数え切れない知り合いがいらっしゃるのに···感激しました。
そして今回の会報で、2025年7月に91歳で他界されたことを知りました。と言うことは、谷川俊太郎さんと横倉弘先生は2歳違い?で同時期に在学していたということなのでしょうか?…何れにせよお二人に感謝ですね。














