響姫祭のアイラビッツ | IRabBitsマイコオフィシャルブログ「マイコの響姫な日々」Powered by Ameba
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いよいよ、いよいよです。


今年も、響姫祭がやってくる。




おかげさまで7回目を迎えます。

毎回毎回やってても、慣れなんてないものだね。

毎回毎回、斜め上を目指す。


現状維持でいい、そう思ったらきっとそこで終わってしまうと思うから。

常に斜め上、斜め上を。






2009年。

響姫祭を立ち上げた年は、
実はアイラビッツにとって、とてもしんどい時期でした。


2008年5月にアルバムを出して以降、CDのリリースが約3年間できなくて。

3年って結構な期間だよね。

いわばバンドにとっての核であるCD発売がない状態で、
それでもなんとか進めないものかともがいてた。



それで見つけたのがライブだった。



CDも持たずに、とにかくがむしゃらにツアーを回った。

年間約150本。


CDの予習も復習もできないのにライブ会場で合唱してくれる、
そんなファンのみんなには脱帽だったなぁ。

本当に救われたよ。



そして、
全国に沢山の友達バンドができた。

彼ら彼女らにも本当に救われた。


同じ温度で隣を走る友がいる、それって本当に大きくて。

各地でお世話になりまくったから、
ツアーファイナルで自分ら主催をやる時はとにかく恩返しがしたい。


そう思ってバンドを集めていたら、
とても通常の5バンドや6バンドの対バンには収まりきらなくて。笑


一気に20バンドくらい呼ぶにはどうしたらいいものか、、

そこから生まれたのが、響姫祭でした。




バンド主催で、多会場でやる。

想像以上に大変で、
アホだ、無謀だとも沢山言われたし。


でも、協力してくれる人が少しずつ増えていって。

ブランドのLISTEN FLAVORだったりスタッフチームのみんなだったり。

そして会場のスタッフさんだったり。


屋台とかもね、
ほんとライブハウスを借りるのに、冷蔵庫まで占拠しちゃってるわけだから。。

あと前日からカレーを仕込んでくれるスタッフさんとか。

ほんと感謝しかないです。。




会場を押さえてから数ヶ月もの期間をかけて、
いろんな人の力を借りながら着々と積み上げてく。

そんな響姫祭。


当日の感動は、もうハンパなかった。

トリで、アイラビッツのステージに立った瞬間にもうヤバかったよね。





人の想いとか願いっていうのは、
目には見えないモノなんだけれど。

それが沢山集まって同じ方向に向かう時、
肌にひしひしと感じるくらいの空間ができる。


それを実感したのは響姫祭が初めて。



そこから年々、名古屋3会場でやらせてもらったりもしながら、
この響姫祭を知ってくれてる人も着々と全国に増えて。

当時よりずっとずっと沢山の人の想いを乗せて、
この響姫祭がやってくる。

本当にありがたい。






そして今年、2013年。

改革の年。

また一つ忘れられない回になりそう。




会場を初めてO-EAST/O-Crestに拡大して開催しようと決めたのは、
実はメンバー脱退が決まった直後でした。


正直、復活のアテもなかった。

なんならツアー初日の3月3日の再始動ライブが決まるよりもずっと前。

誰がドラムを叩くかも決まってなかった。




それでもメンバーと話し合って、響姫祭はやると決めた。

しかもただやるだけじゃなく、会場を拡大して。




まぁまた無謀だと言われまくったし、今もまだ思ってる人もいると思う。


でも、決めた。




夢を描くなら、とことんでっかく行こう。

いつの日かこの主催フェスを拡大しまくって、
ミスチルを呼べるくらいにしたいし、敬愛する10-FEETだって呼びたい。

そんな話もした。




そしたらさ、
女子ボーカルに限定してることも見直そうってことになったんよ。



原点に立ち戻って、
お世話になったバンド、尊敬する大好きなバンドを一堂に呼びたいのが響姫祭。


メンバー脱退してからの半年、
本当に本当にアイラビッツの命の恩人並みに助けられたバンド達がいて。

メンバーがいないならソロで歌えばいいとツアーに連れていってくれた太陽族も呼びたいし、
再始動してから一番一緒にやってるREAL REACHも呼びたいし、
「僕たち女装でもなんでもするんで出してもらえないですかねー響姫祭…」と毎回言い続けて当日手伝いに来てくれるMISTYもいい加減呼んであげたいし、、


そんな想いもあって、
今年は女子ボーカルバンドに限らずキャスティングを拡大しようと決めました。




もちろん、この結論に至るまでには散々悩んだ。

女子に限定するからこそ"響姫祭"と思ってくれてる人もいるだろうし。

私たち自身、その良さも重々わかっていたし。



私個人的には、
女子であることをコンプレックスに思っていた自分を変えてくれたのは、まちがいなく響姫祭で。

女子リスペクトの想いは今もなんら変わっていないので。

だから、
その想いは変わらず今回もキャスティングしたつもりです。





オーディションも、
当選した瞬間に涙を流してお母さんに電話しちゃうくらい、熱い気持ちを持ったバンドが来てくれたり。

悔し涙を流してくれたバンドも同じくらいありがたくて。

すごくいい前哨戦イベントだった。






ほんといろいろあった。

いろんな想いを経て、今年の響姫祭がやってくる。


最高の20バンドが集まってくれました。

ここまで来れたことに、まず感謝です。
ありがとう。



この時点でもう凄い一日になることは確信してる。

さらにその斜め上を。越えてこう。




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順風満帆な時の一歩は何の苦もなく踏み出せる。


だけど、しんどい時の一歩は違う。

葛藤も覚悟もすべてを込めた、真髄が宿る。




響姫祭のアイラビッツは、うちらの真髄なんだと思う。

そんなライブにするよ。



いよいよ明日。



よろしくね!!!






2013年7月20日(土)
東京@渋谷O-EAST/O-Crest(2会場同時開催)

【響姫祭2013東京】

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