音楽に感動する経験

こんにちは。

東川口にあるピアノ教室です。

いろんな演奏・音楽を聴いて

音楽に感動する経験をすると

・すごい！

・どうやって弾いてるんだろう？

・どうしたらあんな風に弾けるようになるの？

・きれいな音色だなぁ

・私もあんな風に弾きたい！

という気持ちが芽生えてきたりします。

「うわっ！何これ！すごい！」

「この演奏、好き！」

と心が動かされる経験。

それが心に火を灯して

「がんばろう！」という

強い原動力になると感じています。

それはクラシックじゃなくてもJーPOPでも

（例えば鬼滅の刃の紅蓮華とか）

ジャンルを問いません

（娘も紅蓮華にハマっています。暗号みたい）

むしろ文学で

「この文章、この場面に音楽をつけたい！」

と思えばそれもステキな感動経験になりますよね

「私もこの曲を弾きたい！」

「この演奏がとっても好き！」

と思う経験がたくさんあると

ピアノに向き合うことが自然と楽しくなったりします。

ここで私の話になるのですが

2020年、一番心を動かされたのは

藤井風さんのピアノ演奏でした。

（クラシックじゃないんかーい！）

何じゃこのリズム感は！！！

音の厚み、どうなってるの？

これが耳コピなの？

もはや鍵盤見てないじゃん！

どうやって練習してるんだろう？

むしろどうやったらこんな演奏ができるの？

と思って藤井風さんのピアノ歴を調べてみると

「ピアノを弾けない父親に

3歳からピアノの手ほどきを受ける」

え？どうゆうこと？

と、とにかく衝撃！！！

お家が喫茶店（音楽喫茶？）で色んなジャンルの曲が

常に流れている“環境”だったようです。

そして、お兄さんもピアノ弾いたりトランペット吹いたり…

感動体験というより

自分の常識をパッカーンと打ち破られました。

クラシックとか関係なしに

「あんな風にピアノを弾きたい！」

「あんな風にビートを刻みたい！」

と思ってしまったのです。笑

私はいつからか「楽譜」を見て、読んで、

基本的に楽譜に書いてあることに忠実な

演奏をしてきました。

それはクラシックでもJーPOPの楽譜でも。

ですが思い出したんです。

ピアノを習い始めた時は

よく耳コピで弾いてたし、

自分で作ったデタラメな曲とも言えないものを

たくさん弾いていたなぁ。と。

（で、習っている曲の練習はしないっていう）

藤井風さんの音楽に出会ってから

楽譜（目）ばかりじゃなく鍵盤を見て

どことどこを弾くと

どういうハーモニーがなって、

自分はそれをどう感じているのか？

次にくる和音はどんなパターンが多いのか？

と耳と心を今まで以上に

意識して使うようになりました。

練習曲でもなるべく暗譜を意識したり、

目をつぶって音の響きを聴きながら練習したり。

マニアックでふが

そんなことやってる時間が

最高に楽しくて、面白いんです。　

10年後にはあのリズム感と和音、

マスターしてやるぞ！って思ってます。

今は生まれたての子鹿みたいな演奏ですがw

だいぶ脱線しましたが、話を戻すと

衝撃的な出逢いや心を動かされる経験によって

物事への向き合い方が変わったり

新たな価値観が生まれたりします。

がむしゃらに、ただ「がんばる！」

と決意して自分一人の意志で努力するのは

案外モチベーションが続かず「走れ！」

と言われて走っているようなもの。

ですが「がんばる」のもとになる部分に

「こう弾きたい！こうなりたい！」

という気持ちがあると

その走っている過程も楽しめると感じています。

最近、音楽に感動した経験はありますか？

あったらレッスンの時に

こっそり教えてください💕

私は子どもにも藤井風さんの動画を見せて

「ママね、この人みたいにピアノを弾けるようになりたいんだー！」と話して

夢にときめいています笑

ずいぶん個人的な内容になりましたが

最後までお読みいただき、ありがとうございました。