詩「 ひと夏の・・」 | 関東えいあい小説研究会+JAPANetc

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目標芥川賞!川柳二万四千句 詩10000への挑戦!

 

 

 

 

OPENING

 

 

 

・・・I wanna know have you ever seen the rain

 

こんばんはcreedence clearwater revivalです お元気ですか

 

 

おっとちがった

 

おばんかだ~藤原金造です。

良山は武者修行中です。

 

今宵もブログを見に来てくださってどうもありがとうございます。

 

はじまり~

 

 

 

 

 

詩「 ひと夏の・・」

 

 

甘くて苦い夏の夜は

 

ずっとずっと前のよう

 

田んぼの中の長い道

 

自転車こぎこぎ花火見に

 

浴衣の彼女来てるかな

 

豊の彼女は来てたよな

 

りんご飴には目もくれず

 

いい匂いの焼きそばも

 

焼きイカ 裂きイカ 我慢して

 

おらは行ったよ 花火見に

 

黄色い線を突破して

 

立ち入り禁止を突き抜けて

 

おらは行ったよ 花火そば

 

{よい子は真似しちゃダメ}

 

恋も食欲もあとにして

 

おらを急き立てる好奇心

 

ドーンと花火が上がったよ

 

おらの真上に上がったよ

 

宇宙いっぱいにお星さま

 

キラキラ落ちるお星さま

 

火の粉がまわりに落ちて来た

 

 

甘くて苦い夏の夜は

 

ずっとずっと前のよう

 

田んぼの中のwinding road

 

チャリンコこぎこぎ花火見に

 

浴衣の彼女もういない

 

豊の彼女 今、嫁さん

 

 

甘くて苦い夏の夜

 

もう戻れぬ夏の夜

 

・・・