お互いの生家が直線で10mの距離

物心ついた頃からは遊んでいた兄弟のような幼なじみ

高校卒業までの18年間はずっと同じ学を歩んだ

草野球では社会人になっても数年は投手と捕手の関係でした

その20年以上続く関係でもいつしか疎遠となり

それぞれの人生を語らぬままに40年が過ぎ

先に逝ってしまった

 

鉄道模型が好きで細かな手作業に共通点はあるが

今思えば性格はぜんぜん違ったんだろう

攻める投球で、打たれたら自分の力不足だと割り切れる自分

『当たって砕けろ』 その方が納得出来る  所詮草野球だ

難なく交わそうとする配球で、外角重視な捕手

今になって思えば

試合後の飲み会でも配球に関して白熱する談義は無かった

そしてこのバッテリー間の深層はもう解らない

彼が引越していなかったら、もっと話す機会があっただろう

20代の感性は止まったままだ

もっと私が人の意見を聞ける人間なら、彼も話してくれただろうに

 

今でも『当たって砕けろ』の精神は健在です

早々と余生『第二の青春期』を愉しむ私

一方でまだまだ現役60代同窓生達は、将来を不安視して働く

あと何年生きられるか分からない

老後のことなど何とでもなるわ です

 

今日は『Eternal Voice』の母の日

昨日、1日早く実家へカーネーションを持って行きました

カーネーション、探せば安いところ有りますよ

半値ぐらいで買いました 母の日にケチるなって

 

声(Voice)が届かぬ悲しさに浸りながら