配役
父:hito 3歳
娘:iro 8歳
父は転職を繰返し、ピクニック三昧の日々。車が好きで、ガソリンスタンドや洗車場、自動車販売の仕事をするが、すぐに辞めてしまう。
娘は小学生。家事・勉強・おけいこ(ピアノ)を頑張る、しっかりものの女の子。
ある朝
父親の朝食を用意し、父親を起こして、学校に向かおうとする娘。
「おとうさん。学校に行ってくるからね。朝ごはんはこれだから食べてね。」
そんな娘に、父親は命令するように言う。
「えぇ。おひるごはんは?どうしたらいいのぉ~。学校なんか行かないで、ウインナー焼いてよ。」
いつもそうだ。
娘が何かやろうとすると、邪魔をする。
「もぉ。しょうがないお父さんね。いいわ。ウインナーを焼くわね。」
娘も断ることができず、この日は学校へは行かず 、家の掃除を始めた。
「もぉ。お父さんったら……はぁ、学校にいきたい…。」呟く声とすすり泣きが静かに響いた。
父はというと、娘がウインナーを焼き始める頃には家を出ていき「ドライブに行ってくるね」と庭を駆け回り始めた。
その日の午後、夕飯を作る娘が、慌てて父を向かえにいった。どうやら父が万引きしてしまったようだ。
「お父さん。お金を払わないといけないわ。さぁ。お金を持って一緒に謝りに行きましょう。」と、促す娘に「えぇーなんで?欲しかったんだから別にいいじゃん。」と叫ぶ父。
結局、金魚鉢の金魚に向かって頭を下げて謝り家に帰った。
父が寝たあと、娘がお空に向かい呟く。
「お母さん。どうして私とお父さんを置いて死んでしまったの?どうか、私とお父さんを守って」
この後も、わがままダメ父と娘の物語は続くのであった。
終
お母さんの死因は、絶対に親父だろうな。
で、こんな親父を守るの?自信がないわー。
万引きの所とか「え!?何そのネタ。」ってなったし。
子供のおままごと。怖い((( ;゚Д゚)))