油そうめんは奄美の郷土料理。一見すると、沖縄のソーミンチャンプルとよく似ていますが、ソーミンチャンプルが焼きそばのように作るのに対し、油そうめんは油と出汁を乳化させてパスタのように作ります。ただ、家庭料理のため作り方も様々で、奄美の中でも北はスープが少な目で、南はにゅうめんのような作り方をするという話もあるようです。面白いですね。

僕はどちらかというと、つゆだく気味で作るのが好き。材料はにらやにんじん、きのこ等、何を入れてもいいのですが、一番シンプルな形で作ります。



【材料】1人分

・乾燥小魚(カタクチイワシ) 5g

・長ネギ 10cm

・めんつゆ 30cc

・水 100cc

・そうめん 1束

・サラダ油 大さじ2


【作り方】

①そうめんを1分程茹でて水にさらす。そうめんは表示の時間より早めにゆで上げてアルデンテ気味に。

②フライパンにサラダ油をひき乾燥小魚を炒め、こんがり色がついたら、薄切りにした長ネギを入れてさっと炒める。

③水とめんつゆを合わせ、②のフライパンに3回に分けて入れ沸騰させ、乳化させる。

④さらに①のそうめんを入れて30秒ほど煮立てたら出来上がり。お好みでのりや七味を使ってください。