旦那様の実家(岩手県宮古市)へ行ってきました。
先週の金曜日の夜に自宅を出発して、途中仮眠をとり、土曜日のお昼に実家へ着きました。
旦那様の実家も両親も無事
電気・ガス・水道も何も問題なく、普通の生活を出来ていました。
土曜日は、長距離移動の疲れを取る為に外出はしませんでした。
そして、日曜日。
実家から車にのって被災状況をみてきました。
興味で行ったとかではなく、旦那様の故郷がどんな風になってしまったのか。
私たちは子ども達に今回の震災の事を教えて行かなくてはいけないと思ったから。
旦那様のお友達で、石巻で仕事をしていて未だに実家に帰れていない人もいるので、その人の地元にも行ってきました。
旦那様のお母さんは『地震から3週間たったからね・・・だいぶ片付いてきてる。だって車が通れる様になった。』って言ってました。
だけど、私の目に映る光景は本当にひどかったです
テレビで何度も見た光景だけど、テレビの映像とは違うものでした。。。
津波で全て流され、そして津波によって色々な物が流されて来た跡。
津波で住宅が押され、隣の家とぶつかっていたり。
2階建ての建物の上に船が乗っかっていたり。
教科書でみた『戦争の後』みたいに、火災で真っ黒になった建物。
そして、片付けをするたくさんの自衛隊の人と自衛隊の車。
普通ではない光景が広がっていて、心が痛みました
旦那様のお母さんは『ここにこうして、あなた達が居る事が夢みたい・・・』って言ってました。
きっと、地震の日からは【悪夢】を見ている様だったんだと思います。
もっと私が感じたこと、目で見た事を文章にしなきゃいけないと思うんだけど・・・
言葉が見つからない。
私が自宅に帰宅して旦那様と話した事は『こっちは平和だね。』です。
普通に子ども達の笑い声が聞こえて、岩手では何度もすれ違った自衛隊の車もない。
普通に生活出来るって、本当に幸せな事です
【今、私たちに出来る事は何か?】を改めて考えさせられました。