プチ合コン 2

Sさんは電話番号も聞いてなかったけどK美にはどうでも良い事。

私が予測するに一刻も早く帰って寝たかったに違いない。



そしてK美が帰る事を決意。



K美は車で来ていた。

お酒は飲んでいたけど最初の段階で飲むのを止めてた。

少量のお酒だし、あれから何時間も経過してる。



私達夫婦は飲んだくれてK美の酒の量は知らなかったので

『泊まっていきな』と言っていた。



K美『お酒全然飲んでないから大丈夫』



Sさん『駄目だよ、代行で帰りなよ』



そんな会話もうざくなったK美は、とっとと外に出て行った。



その時次男が『オギャー』と泣いたので私は寝かし付けに寝室に行った。

K美の後を旦那とSさんが追いかけて行った。



もともと人を説得出来るはずのない旦那は３分位で戻ってきた。



外では車が発進する音も聞こえなかったのでSさんとK美が話込んでるのかも？！

などと思って私は２人っきりにしてあげようと思っていた。

勝手な勘違いと分かったのは５分後・・。



が、バタン！！！



と怒りにも似た車のドアを閉める音が聞こえたと思ったら

案の定、K美が怒り心頭で我が家に入ってきた。



何故だ？



もの凄くK美は怒っている。

普段K美に強い旦那までたじたじではないか。

状況がつかめない私までたじたじになった。



旦那『おい、なんで怒ってる？』



するとK美『自分の思い通りにならないから』



この記事を読むであろうK美。

悪いけどあの時吹き出しそうになったよ。

だってだって小学生みたいじゃん！！！

それにあの緊迫した空気。





そしてその場は寒々しくお開きになった・・・



最悪のパターンである。

私はこんな合コンは初めてであ～る。



次はどんな男を紹介しようかな。

お見合いおばちゃんは懲りてはいないようである。





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