6月唯一、家族が揃う機会には
娘が(そして私も
)、1番好きなお店へ連れて行って貰えました
大きな紫陽花の葉の上に、ジュンサイ
そのジュンサイを、器の中へ滑り落として
(1)《賀茂茄子のお素麺》
「これ、茄子」と言う心地好い歯応え
濃過ぎず薄過ぎず、のお出汁が異次元レベルに美味しくて
「永遠に飲めるね」と
海老もマイクロトマトも全て
続いても、こんな素敵な演出で登場しました
大根の中に蝋燭
「この大根も食べられるのですか」
「いえ、これは残念ながら…」と言う会話を経て
(2)《稚鮎の春巻き》
蓮根チップス迄逸品
鮎、紫蘇、梅干しが巻かれた春巻きは、とても優しいお味でした
(3)《太刀魚の炙り》
絶品
脂が乗って旨味たっぷりのお刺身は、山葵がよく合いました
(4)《毛蟹の和風リゾット》
白アスパラガスと枝豆の入った餅米のリゾットに、蟹肉がたっぷり。
芳醇な香りにうっとり
珍しく味が濃いめな出汁の餡掛けには。ふわふわ卵入り。
(5)《伊勢海老スープ》
石窯でグツグツ煮込まれて、最後の最後迄熱々
太いヤングコーンが食感楽しく、ぷりぷりのは言わずもがなの美味しさ
(6)《柳鰆のあられ揚げ》
鰆の身を海苔で巻かれ、香ばしいアラレが衣となった揚げ物には、自家製のバルサミコ酢が。
楽しい美味しさ
(7)《卵豆腐、雲丹のせ。オクラ餡》
私だけかもしれませんが
唯一この日、あまりピンと来なかった一品でした
しっかり硬い卵豆腐に、あまり味を感じず
(8)《海鰻、蕎麦》
キュッと身が締まった鰻は、せっかく炭火焼きして下さいましたが皮が分厚く固く
娘は皮を剥がして頂かせて貰う事に…
本当は私もそうしたかったです
久し振りに香り高い、美味しいお蕎麦を食べられて満足でした。
(9)「最後はサッパリと」の言葉と共に供されたのは
《石焼き鳥貝、もずく酢》
シャキシャキのもずくが小気味良い食感
鳥貝…大好きです
そして、選べる主食。
今回は今迄で1番魅力的なラインナップ
浅利の餡掛けご飯、桜海老の天麩羅うどん、雲丹ご飯、と迷った挙句に選んだのは
《鯖寿司》です
これは…ちょっとチョイスミス
「可もなく不可もなく」と言う感じでした。
もう少し鯖に脂が乗っている方が美味しいのかなとも思いつつ
マンゴー、シャインマスカット、さくらんぼ
そして、絶品
《滑らか抹茶プリン》
お抹茶の香りと、卵のまろやかさ。丁度良い甘さ加減…完璧
お腹が一杯でしたが、娘の分迄頂いて
久し振りに、もうお水一滴さえ入らない…と言う胃の状態に
最後のデザートは、少し駆け足で
お会計をお願いしながら堪能して
お店の玄関で「バイバイ」を。
これから暫く会えないのに、相変わらず最後はいつも慌ただしく、目を合わせて御挨拶する暇もなく
家族皆、元気で再会出来ますように