『死なない・殺さない』
これが私とイク(息子)の約束だった。
なかなか環境に慣れることができなくて、もめ事ばかり起こしてた小学校入学始め…。(内容は割愛😅)
担任の先生からも、児童相談所で相談することを勧められた。
本人も、大人に説明できない苦しさがずっとあった。
おかあとイクの約束は
『死なない・殺さない』
何があっても、
衝動的にでも、
恨みを晴らすためとか思ったりしても、
死んじゃいけないよ。
逆上しても、
悔しくて手が震えても、
これしかないと追いつめられても、
殺しちゃいけないよ。
何だかすごく怖かったから。
敏感な子って、親はドキドキする。
死んでしまわないように
殺してしまわないように…
心がアンバランスな子ども時代、
その子を守るための願いはこれだけだった。
他のことなんてどーでもよかった。
どうにかその時期を乗り越えられた。
と思ったらすぐに反抗期…(ㆀ˘・з・˘)💔
この時期はもっとすごかった。
憎しみの標的は私だったから、
「一緒にがんばろうね🤝」
っていう関係じゃなかったし。。。
もう、力で抑えるなんて通用しないし、
ケガとか破壊とかいろいろあるけど
細かいことはキリがないから置いといて…(◞‿◟)💧
私もヘトヘトになっちゃって
『死んじまえ クソババア‼︎』
って毎日言われてたある日、
『死にたいよ!』
『アタシを殺せば!』
って言ってしまった。
そしたら、
『なんでアンタが死にたいって言うんだよ‼︎』
『なんでアンタが殺せって言うんだよ‼︎』
『死なない殺さないって言ってたのアンタだろ‼︎』
…って、
泣き声まじりに叫んだイク。
私もわーっと泣いて、
自分に絶望しながら、
あ、あの約束覚えててくれたんだ、って
それだけにしがみついて
でもそれは嬉しいとまた泣いて、
私は自分の発言はダメすぎたなって謝った。
イクとしては絶望的に不安定だった大人になる前のこの時期も、
死なないで誰も殺さないで生きてくれた。(私も死なずに😅)
それは本当に感謝だった。
そんなことを、新学期のニュースで思い出した。
新学期は子どもが死ぬ。。。
苦しむ子どもたち、
お願いだから、死にたいとか思ったら
『死なない殺さない』
それだけを握りしめて逃げるんだよ
逃げることは卑怯でも弱虫でもない
自分を守るための手段なんだよ
親も学校も捨てていいんだよ
何を捨ててもいいから、
死なないで大人になろう。
心から願っています。
死なないで大人になろう。
(私が夢みて泣いてた日常が、
今はある、っていう幸せもしみじみ感じつつ)