ワンマンHITT SHOW 
〜Better than nothing〜
DATE : 2019.09.07(土)
PLACE : 新宿グラムシュタイン
               東京都新宿区大久保2-6-10 
TIME  : 開場 19:00 開演 19:30
TICKET PRICE : 前売り3,500円 (ドリンク別) / 当日 4,000円 (ドリンク別) 
椅子あり。自由席です。

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なんと
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10年前の夏は初のヨーロッパツアーの準備に追われてたっけ。

ヨーロッパ用にピアノ買って、ベルギーに送ったっけ。


未知数な夢と希望をいっぱい詰め込んだっけ。

送料かなり高くてびっくりしたっけ。

でも頑張っていっぱいライブしてピアノ弾いて、

元は取れたっけ。

ヨーロッパに行かなきゃ会えないこのピアノ、

たまに恋しくなるよ。

色んな国に一緒に行って、一緒に夢を追いかけたよな。

楽しかったことも悲しかったことも悔かったことも

全ての俺の心の中は、きっとこのピアノは俺のタッチで全てお見通しだったろう。

でも俺があまりに激しく叩くもんだから最近がたがきて壊れはじめてるけどまだ頑張ってもらうつもりさ。

また行くからもう少し待っててくれな。

To my dearest,Piano



そしてベルギーからピアノが届いたとの報告を受け

その数日後(10年前の8月の末)


俺は旅立った

この時、夢が一つ叶ったんだ

実は言うと、これは初めて話すんだけど

俺が21〜22歳頃のことかな。

つまりはHITTをはじめたばかりの頃

デビューしたばかりのパンキッシュでありカントリーミュージックも歌ってた頃のアヴリルラヴィーンが(とはいっても2ndアルバムは出てた) とても大好きになり

日本武道館の来日公演を1人で観に行ったくらいだった

アヴリルのポスターも部屋に貼ったりもしてた

俺にしてはかはり珍しい行動だ(笑

それで、アヴリルをきっかけにこんなことを考えるようになる

これは海外で歌えという神様からのお告げだと笑

そんでネットでいくつかの海外のプロダクションやレコード会社を調べては

デモ音源を無謀にも送ったりしてた時期がある

ヨーロッパはもちろん、アメリカやカナダなどへ


もちろんほとんど連絡はなかったんだけど

一通、封筒によって返事が届いたんだ

かなり驚いて胸をドキドキさせながら封筒を開いた

まあ不合格の通知だったんだけど

「今回は不合格だけど、日本からデモ音源を送ってくれてありがとう」

的なことが英語で書かれててとても感動したのを今でも忘れない

それから数年が経ち

全く違うルートでヨーロッパツアー、つまりは海外で歌えるチャンスの切符を手にした

あの時は頑張ってれば神様は見てくれてるって確信した瞬間だった

「海外で歌いたい」とはあまり口にしてこなかったけど

潜在意識の中ではちゃんと21歳頃の想いが忘れずにあったんだろうね

そう、昔描いた夢は叶ったのだ

でもあの時の俺はすでに次なる夢というか野望があった

海外で頑張って、経験を積んでそして結果を出して

その話題を日本に持ってこようって

つまりは逆転劇のはじまりだって燃えてた

遠回りかもしれないけど

俺なりの方法で日本のメインストリームにいくことを考えてたし

それは今も気持ちはブレてなくて

何も変わらない

だからこの10年、海外に行く時は全て本気だったしがむしゃらだった

でも日本の音楽業界は見向きもしてくれなかった

いや

知ってもらえるまでにもいけなかったのが正直なところで

もどかしい気持ちばかりだったんだ

まあ単純に俺の力量不足だったんだよね

だからもっともっと技術磨いて頑張らなきゃいけないって今は素直に思ってるよ

でも誰にも経験できないことをさせてくれて

そのチャンスをくれた海外のスタッフに本当に感謝してるし

なによりも

その各国々のスタッフに期待され

日本のファンのみんなからも祝福と応援をくれたことが

俺にとっては本当に嬉しかったんだ

マジで幸せだった

ただし過去の方が幸せだったとは言わせない

俺はHITTは今も続けてるわけで

実力は確実にその頃を超えてる確信がある

いつだって過去の作品や歌よりも

今の方が上だって

そういう気持ちでやってきて

今日この瞬間がある

過去ってものに縛られたりこだわったり意識しすぎるのは良くないけど

確実に過去の経験や努力は自信になる

自信は作るものだ

この数年色々と苦しかったことも少なくなかったけど

どんなときでも一貫して突き詰めて勉強してきたことがある

それは作曲やアレンジ、そしてそれに見合い表現するための歌だ

でもまだまだ未熟だって思うしこの先もっと伸びると思ってる

音楽や歌は実に深いし難しい

だからこそ面白い

音楽はハートの部分が鮮明に音として表れる

だからこそ人一倍悩めばいい

そのせいで度々孤独にもなるだろう

でもそれを乗り越えて頑張ってたら

気づいたら人がそれを応援してくれたりして

その音楽によって人との出会いがあって

素敵な気持ちになる

俺はそんな瞬間がやっぱり好きで

その瞬間に向かうために音楽をやり生きているのかもしれないです


真夏のHITT SHOW
DATE : 2019.08.24(土)
PLACE : ギャラリーカフェ日和  
千葉県印西市大森4134-1 (最寄駅 成田線布佐駅  駐車場あり もしくはお店近辺に路駐可能)
TIME : 開場 14:30 開演 15:00
PRICE : 4,000円

※ご予約メールは不要とします!
しかしなにかご不明点(場所がわからないなど)、質問やご相談等ございましたら
までお気軽にご連絡ください。