中間地点

またまた中間地点のホテルに着きました

移動中ほぼ寝てました

中3の夏、バスケ部の最後の試合で四街道西中学校に負けた時の夢を見てました(よく見る)

あの時の悔しさをバネに今夢を追いかけている部分もあるかもしれませんね

さて、この長い移動でひとつ困ったことが

ウクライナ人とロシア人のチームで移動してるんだが、みんなトイレに全然行かないのだ

6～7時間走りっぱなしでも行かない

昔から思っていたんだけど、ヨーロッパの方達はトイレ休憩の回数があきらかに日本人と比べて少ない

アルコールで鍛えられてるんだろうか、元々の体の作りが違うのか？

不思議である

日本人の俺、特に酒を飲まない俺はすぐにHITTタンクがパンパンになるので極力水分はとらないようにしてるし

暴食もやめてます

今朝はうっかりコーヒーを飲んでしまったのでしんどかったなあ

車をとめてくれって言っても日本みたいにコンビニがちょくちょくあるわけじゃないからトイレのあるガソリンスタンドがあるまでひたすら走るのです

日本が恋しくなる瞬間です

話変わりますが、

こうやって今までたくさんの国へ行ってきて

その国々にしかない文化や性質というのはもちろんあって、

特に今回ロシアの街を色々周っていて、モスクワやサンクトペテルブルクのような大きな街ではなく

小さな街にも出向いて歌っています

そりゃ正直言うと決して恵まれてるとは言えない場所だって少なくありません。

しかも海外でのファンは約97%が10代の若いこたちです

彼らにとってCDは決して安い買い物じゃない

CDに興味を持ち眺めて、いくら？って聞かれていくらだよって伝えた瞬間その場を離れてしまうそのなんともいえない心が締め付けられる想い…

やっぱりCD聴いてもらいたいからもういっそのこと無料であげちまうかってくらい思っちゃうんだけど

今まで買ってくれたみんなのことを思うとそうはいかなくて

とにかくその1枚1枚を買ってもらう重みを常に感じて売ってます

同時に世界の背景や社会を嫌でも肌で感じてしまう

もしこの作品に対して妥協をして作っていたら

なんとも言えない罪悪感を感じていたことでしょう

自信を持って売れる作品をこれからも作っていかなきゃって思うのです

そしてだからこそ数時間のライブの中だけでも

純粋な瞳をした彼女達の心に

俺の音楽が残るようにと

できる限りの想いで歌うのです

その時の記憶や思い出がレコードプレーヤーになればと願い歌うのです

俺もお金よりも価値のある経験をさせてもらってるよ

引き続きツアー頑張ります

HITT