日本ではあまり気にしたことはなかったのですが、フィリピンに住んでいると、日本通貨「円」と、フィリピン通貨「ペソ」を両替する必要が出てくるため、最近は少し気にしています。
今朝、円–ペソの為替レートが、一瞬ですが0.50を超えました。フィリピンで100ペソのタピオカジュースで単純計算すると、少し前は220円、230円ほどだったタピオカジュースが、今は200円で買えます。フィリピン旅行で贅沢がしたいという方には、今がチャンスかもしれません。
私は、フィリピンでいくらかまとまったお金が必要になるため、この高レートの時期に、日本のクレジットカードを利用してお金を引き出そうとしました。ATMによって異なりますが、一回の引き出しに200から250ペソの手数料(最大引き出し金額:10000ペソ)を取られるため普段はあまり使いませんが、レートがいい今なら、普段と比べてわずかなロスで引き出せます。
ATMにカードを入れ、暗証番号入力の後、引き出しの項目(withdraw)を選びます。その後、最大引き出し額10000ペソを入力し、取引完了を待ちました。
その後、ATMは、勢いよくお金を排出しました。1000ペソ通貨✖️10枚が出てくると考えていましたが、私の目の前には、紫色の100ペソ通貨がポンと現れました。
しかも1枚。
一瞬、何が起こったのかわかりませんでした。以前試したときには、もちろん無事に引き出せました。
おそるおそるレシートをみて、ようやく気がつきました。
引き出し額 100.00ペソ
…
わかりましたか??
日本では、10000円を打ち込む場合、1+0+0+0+0でオッケーですが、
1ペソ硬貨よりもさらに小さなセンティモ硬貨があります。つまり、フィリピンで10000ペソと打ち込む場合、1と0を6回押して、10,000.00と打ち込まなければならなかったわけです。
結果、100ペソを引き出し、手数料を250ペソ取られました。私のミスなので仕方ないですが、さすがにがっかりしますね。
みなさんも、フィリピンのATMを利用する際、ぜひ注意して行ってくださいね。