オールドセブンの資料、用語、情報等の説明 | コンビニ大好き

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ツイッターもやってます。(2020/11/22)
@convenidaisukib
ただいま中学2年生 少年のブログです。
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最近はツイッターのほうがメインです。

セブンイレブン一覧で1979年の資料についてや、昔のセブンイレブンの説明が足りていなかったので、この記事ではこのオールドセブン一覧を作るのに参考にした資料と用語の説明について説明したいと思います。

 

1979年の資料とは、1979年元旦の読売新聞に載っているセブンイレブンの広告のことです。

この広告の本来の目的は、当時にしては珍しい「元旦も休まずに営業しています」ということを知らせることです。

さらにその目的のためにはセブンイレブンの店舗がどこにあるかも知らせないといけないので、広告には東京、神奈川、千葉、埼玉、長野、福島にあった元旦も開いていたセブンイレブンの店舗一覧が載っています。

この店舗一覧はオールドセブンを研究するのに非常に役立つためコンビニマニアの中では結構有名なものです。僕はこれは新たなオールド店舗発見に大変貢献できると思っています。

僕はそこに載っている店舗の正確な住所や、何号店かや開店年月、閉店年月などを調査しています。 

 

ですが、この資料にはセブンイレブンの店舗名とその店舗がある市、区のみしか書かれていないのと、他のセブンイレブン公式が公開している情報の中に1号店から全て開店順が書かれた一覧がないこともあり、1号店から1000号店くらいまでのセブンイレブンの住所などを調査するのはかなり難しいことです。大分前に無くなってしまった店舗を探すには知りたい店舗がある場所の地図、電話帳を使うと調べることができますが、遠い地域の図書館などに行く機会がないので住んでいる千葉県の辺りのオールドセブンについて調査しています。

 

開店年月を調べるには、「店舗番号(店舗コード)」と呼ばれる番号がとても役立ちます。 HPの店舗検索や自動ドアの上(現在営業しているオールドセブンだと金町店、高砂店など一部非掲示店店舗あり)などに書かれています。

この番号の一番下の桁や上の位にある0を除く番号が○号店かを表しています。

例えば、1号店の豊洲店だったら「17」で、2号店の相生店だったら「23」、3号店の牡丹店だったら「00030」です。

 

自動ドアの上以外にも店舗のマルチコピー機で発行したチケットや物流関連のものなどにも書いてあります。

  

・ 左側は調布市国領にある「国領店」の店舗番号。 五号店なので「52」となっている。

・ 中央は公式サイトの店舗検索の豊洲店のリンク。 店舗番号が記載されているため、現地に行かなくてもネットで見れるため便利である。

・ 右側はセブンイレブン高砂店の自動ドア付近の画像。121号店で現在も店舗番号は「1212」なのだが、自動ドア上に店舗コードが記載されていない。

店舗番号は改装、建て替え、移転などされると、変更される場合があり、古い店舗でも変更されているところが多いです。 

例えば千葉県一号店の習志野台店は「000431」でしたが、最近「410390」に変わってしまったようです。

習志野台店のように最近変わってしまった店舗もあれば、入間東毛呂店や黒磯豊浦店は赤屋根、赤丸取っ手(この用語は後ほど紹介します)が付いているため廃止時期などから2000号店以内のはずなのに店舗番号が3000番台になっている所もあり、90年代あたりでも店舗番号の変更は行われていたのだと推測できます。

閉店してしまった店舗は、20年ほど前に閉店した店舗だと閉店するときに剥がさずにドア付近をリニューアルしない後継テナントが入るとそのまま残る場合があります。 最近閉店した店舗は閉店後剥がされています。

 

他にもここに出てくる用語一覧です。

オールドセブンとは、1990年代前半くらいまでに開店した古いセブンイレブンのことですが、ここでは1979年当時存在した店舗を指しています。 他のコンビニチェーンも僕たちコンビニマニアは1992年以前開店のファミリーマートは「オールドファミマ」、1990年代までのローソンはオールドローソンなどと呼んでいます。(この基準は他のコンビニマニアさんと違うことがあります。)

初期レンガとは、1990年くらいまでに開店したセブンイレブンの壁面に見られる茶色っぽいレンガです。1990年代に入ると黄色っぽいレンガになっています。 現在の新しい店舗の外壁はレンガを使用していません。タイル調の模様がプリントされたものです。

初期レンガ 90年代レンガ 紙レンガ 現行の紙レンガ

赤丸取っ手とは、1990年代前半くらいまでに開店したセブンイレブンに見られる、赤くて丸い手動ドアの取っ手のことです。 画像は台東蔵前店跡地にあるものです。 跡地では形状を変えたり違う色にされたりすることもあります。

赤屋根とは、1987年頃までに開店したセブンイレブンにある、赤い屋根の看板デザインのことです。

このように看板が屋根型になっているデザインはセブンイレブン以外にも採用されていました(例サークルK、サンクス、スパー、ココストア、スリーエフ、アップルマート、TCS、ナンバースリー、マイチャミー、ショップ&ライフ等) 

中に骨組みのようなものがあるので跡地になっても撤去されることは少なく、上から看板を被せるか、残っている場合が多いです。 セブンイレブンは1987年以降屋根が付いている店舗は上に看板を覆い被せています。 そのような店舗は横から見ると看板が分厚いことが分かります。

・ 入間東毛呂店の画像(ストビューから) 古そうなセブンイレブンの三色看板(現在看板は更新済み)が付いている部分が分厚くなってていて、この下には赤屋根が隠れている。

 

以上でこの記事を終わりにします。