突然のことで申し訳ありませんが、
私の父が、永眠致しました。



6月末頃から入院をしていて
病気を治そうと父は一生懸命
頑張っていました。
毎日綺麗な空やご先祖様を見送る京都の伝統行事、
五山送り火が近くで見えるとても眺めの良い病室でした



それまで、父は仕事ばかりで
あまり会えるタイミングがなかったので



これまでの時間を取り戻すかのように
入院中はハワイ旅行以外ほぼ毎日、
父に会いに行きました。
(ハワイ旅行も前日まで、行けるかどうかがわからなかったのでご報告が遅れました)



一時は心臓が突然止まり、
病院の先生方が汗だくになりながら
懸命に措置をしてくださったおかげで
奇跡的に意識をすぐに取り戻し、
普通に会話ができるようになったのですが、



また11日後に心肺停止になり、
2回目は意識が
戻ることはありませんでした。
なぜ、今まで皆様に
この話をしなかったというと、
それは父が私のブログを
毎日欠かさず読んでくれていたからです。



父の病気は進行がとても早く、
病院に行った時には既に手遅れで
いつ突然死が起きてもおかしくない
と主治医に言われていました。



ですが、父は最後まで諦めず
治すつもりでいたので、
ブログには父について
ずっと書くことができませんでした。



でも、もう
話を控える必要がなくなりましたので
こうして皆様にお話ししています。



父が亡くなった事はとても寂しいですし
「こうしておけば良かった」と
やはり後悔する事もありますが、



父の魂はこれからも生き続けますし
今も私達家族の傍に
居てくれていると信じています。



父との最期の2ヶ月間は
それまで父とあまり会えなかった分、
神様がくれたギフトだと思っています。



毎日父と会い、話すことが出来たこと。



また、1度は心肺停止になり
蘇生した11日間は
私と母にとってかけがえのない日々でした。



今は只々、感謝しかありません。



最期に父が私に言ってくれた言葉は
偶然にも「ありがとう!」でした。



私がいつも帰り際に
また明日来るねーと父に伝えても、



父は身体がしんどいこともあり、
あまり話すことができないので
「はいはいー」くらいしか言わないのに、



その日は大きな大きな声で
「ありがとう!」なんて
2回も言うから少し不思議だったんです。



その15分後に
父は2度目の心肺停止になり、
昏睡状態が1週間続いた後、



父らしく、なるべくみんなに
迷惑をかけないよう、
週末に葬儀ができるタイミングで



母と私と私の娘、
そして父の会社の方々が見守る中
亡くなったのですが、



最期の言葉がありがとうだなんて
思い返すと涙が溢れてきます。
父はとても優しい人で
今まで怒ったことは一度もなく、
愚痴や不満は一切言わず、
超がつくほど真面目で責任感が強くて
仕事が大好きな人でした。



ある日、母が不在の日に
お弁当を買いに行ってくると言い
なかなか帰って来ず心配していたら、



お昼休憩中のサラリーマンの方達が
お昼ご飯を買いに来ていたので
その人達を優先していたら
帰りが遅くなったと笑って話していた父。



台風の日に電車が止まって
帰れずに困っていた同僚の方に
自分が会社まで乗ってきていた車を貸して
自分はタクシーで帰ってきたり、



自分の休みを人に振り分けてばかりで
1か月も自分は休みを取らないなんて事は
ザラで、本当に自分の事以上に
他人の事を大切にする人でした。



いつも父に会うたびに
自分の事を何よりも大切にしてよ、
お父さんの身体はお父さんにしか
守れないし大切にできないんだからと
言い続けましたが、
最後まで父らしい父であり続けました。



私はこの2ヶ月間で
覚悟を決めることができましたし、
死は決して悲しいお別れではないと
思っているので大丈夫なのですが、



父の事が大好きだった母は
現実がなかなか受け入れきれず、
悲しくて悲しくて仕方がないようです。



そこで、父の死後、
するべき手続きが沢山ありますし、
そんな母となるべく今は
寄り添いたいと思いますので、



暫くブログは
お休みさせていただきたいと思います。
(メモリーオイルは私のエネルギーを整えブレンドし、ご案内日に発送させていただきますので、ご安心くださいませ)



月曜日や金曜日のワーク、
一日のメッセージなどがお休みになり、
楽しみにしてくださっている方に
ご迷惑をおかけしてしまいますが、



落ち着いたらまた再開致しますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。
(今月で最後だった感謝ワークも最後の一回を残したままになってしまい、誠に申し訳ございません!また改めて機会を設けたいと思います)



最後に今回感じたことは、
人間の死とは本当にあっけなく
当たり前に今まで存在していた人が
数ヶ月や数日で急にこの世から
姿を消してしまうことがあるという事です。



亡くなる日はこの世に生まれた時から
決めてきていると言われていますので
その日ばかりは神の聖域で
私達が決められることではありません。



だから、なるべく後悔のないよう
自分にとって大切な人には
いつも愛をもって接し、愛を伝え続けたい。



そして、自分自身もこれまで以上に
心の声に従って、今この瞬間を
大切に大切に生きていきたいと思いました。



長くなりましたが、
皆様も今、大切な方が
存在してくれている事を喜び、
大切になさってくださいね。



人はこの世に生まれてきた限り、
誰しもが例外なく100%亡くなります。



今、自分が生きている時間を大切に。



そして今、愛する人が当たり前に
存在してくれている時間を大切に
お過ごしください。



皆様にとって明日からの1週間が
愛ある素敵な日々になりますよう
心より願っております。