NTTがドコモを吸収するようです。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2009/29/news151.html

 

 

NTTは電電公社と呼ばれていた公社が民営化されたのだが、

まずは三公社とは、

 日本専売公社・・・・・ 現在の「 日本たばこ産業(JT)」「塩事業センター」
 日本電信電話公社 ・・・現在の「 NTTグループ(東、西、NTTコミュニケーションズ等)」
 日本国有鉄道 ・・・・・現在の「JRグループ(東、西、東海、九州、四国、北海道、貨物)」

自分が子供の頃の社会科で必ず習った。

テストでは、専売する物は何ですか?答え「たばこ・塩・樟脳」

 

かつての公社は独占かつ国の組織です。

民営化して、直ぐに競争相手が出て来ることもなく先行逃げ切りで、

一部は巨大な会社になっています。

民営化当時は民業圧迫などを配慮して分割したり、事業に制限を加えたり。

おそらく民営化は米国の圧力による政策だったのだと思う。

 

当時はコンピュータといえばIBM、それに追いつき追い越せと

通産省(経産省)が中心になって国産メーカーを育てた。

電電公社は旗振り役として、H,F,Nなどと共同開発し、

黎明期のコンピュータメーカーを育てた。

まさに高度成長期、電話交換機などの需要も伸びたが入札では米国には不利。

という背景があったのではないかと思う。

 

しかし、民営化数十年、いまだに法の制約を受けるのは如何なものか?

人材、技術、資本が生かし切れていないのではないと思う。

今の世の中、国内事情で競争できない(経営に足かせする)のは間違いだと思う。

法で縛ったなら、その縛り条件がなくなった時点で法を廃止すべきだろう。

JT、JRも世界をリードする会社になれるはずだ。