片側顔面けいれんの手術を受けて2年4か月、アラフィフ女子の、らむたです。

今のところけいれん再発もなく、毎日元気に更年期と付き合っております♪

 

そんな私ですが、数か月前、職場でカスハラにあったお話です。

 

いや正確には私が遭ったのではなく、カスハラ処理係をやりました。

発端となった同僚本人は、意気消沈。

でも正直、そこまで責められるほどの否があったとは思えず、運が悪かった。

ホント気の毒でした。

それで私も会社としても、全力で協力しましたよ。

私は急ぎお詫び文を作ることになりました。

 

ところがカスハラ様、こちらが対応するほどにエスカレートしてくる。

一生懸命に考えた謝罪内容にケチつけて、更なる謝罪を要求、人格否定。・・・もう悪態のの乱れ打ちです。

辛いですよ、誠実にしているつもりなのに否定されるって。

 

反応しても怒る。

反応しなくても怒る。

なんかもうエクスタシー!!すら伝わってくる感じましたよ

 

一方こちとら慣れない小さい事業所、こんな経験は初めてでした。

みな一丸となって取り組みました。

内容精査、どこまで応じるか、どこまで耐えるか、闘いです。

 

公共の弁護士相談も頼って、そしたら対応が拙い、スキだらけ、と弁護士さんにまで怒られたりしました。

 

このようにして私は毎日、寝ても覚めてもカスハラ様のことばかり考えるようになりました。

 

そんな日々が数週間続くうちに、なんか私、全然お腹がすかなくなりました。

また、肩こりと頭痛が尋常じゃなく、首も腕も痛くて動かせない。

どの内臓も全部、働いてる気がしない。

その時は仕事とは関係なく、単なる「老い」なのかと思ってましたが、

症状はそれだけでなく、

テレビもネットも何言ってるか理解できない。

家庭での小さなほっこりにも、微笑むこともない。

体の機能がすべてストップしてしまったみたいでした。

 

家に帰るとご飯も食べず横になるばかりで、みるみる痩せ細っていきました。

 

ちょっとラッキー?

 

その後、あれこれありましたが、

やがて何とかカスハラ様は音信が止み、

内部にも安堵な雰囲気が広がりだしました

するとその途端に、お腹がグ~と鳴りだして、ご飯もビールもまた美味しく、人生も再び楽しくなりました。

一時はほっそりスリムになったウエスト周りも、また可愛らしく弾力性を帯びてきました、めでたや。

 

 

後で思えば、あれは鬱?なりかけ?

って思いました。

 

よくニュースで、不祥事をすっぱ抜かれた偉い人がすぐ入院しちゃうの聞きますけど

あれってみんな仮病だと思っていた

けど、一部はホントに具合悪くなっちゃうのかな、

って思うようになりました。

人間、社会の信用の危機に陥ると、

有罪無罪は関係なく、生命維持に自信がなくなるのかもしれません。

 

 

で、ところで大事な痙攣の事なんですが、

そんなやせ細ってしまうほどの精神的苦痛を長期間強いられていたのに、

顔面けいれんは、思い出しても一切、出てませんでしたね。

 

もしこれが手術前だったら、毎日ピクピクが止まらなかったはずです。

 

それは、

手術を終えた私は今、

脳の奥深く、

脳幹の出口付近で、

先生が埋め込んでくれたテフロンテープが

顔面神経をしっかりプロテクトしてくれてるからなんですね。

感謝。

 

 

 

 

でも、けして手術おススメブログではないですよ、

そんな感じになってしまっているけど、

 

手術に向かう怖さに、

10年以上悩んだ私です。

 

私のブログを読んでくださる人は、

多くが顔面けいれんで悩んでる人なんじゃないかと思います

その気持ち、私も良く知っているから

軽々しく「手術した方がいいよ~」なんて言えません

 

今だって、

手術じゃなくて治る方法があるなら

最高だなって思います

 

ただし、その弱みに漬け込んで

「私はこれでけいれんが治った!」

ってウソの情報を流して利益を得る人がいるなら

悲しいし、やめてほしいです

 

けいれんに悩む気持ち

手術に悩む気持ちは

自分で一番大切にすることが

大切だと思っています

 

なんだ、偉そうになっちゃった