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アイループ パソコン修理日記

大阪市阿倍野区のパソコンショップ「アイループ」における修理記録をつづります。

明けましておめでとうございます、2015年はじまりました。

いま、コンピュータとインターネットの環境を
常に持ち歩く時代に突入しています。

僕の仕事の守備範囲にある内容だけでも
覚えるべきことが多過ぎて、勉強が間に合わない状況です。

特に、従来からのパソコン分野を軸にしながらも
スマホやタブレットについては専門的な知識がありません。
きちんと料金をいただける程の能力が自分にあること、
それがサポート屋に求められるクオリティです。

ところが、専門分野を絞って行動するのは
長期的にみて得策とは言えません。
2015年のアイループでおそらく最も問題となるのは
スマホやタブレットの守備範囲をどう扱うかです。


普通に考えて、パソコンの専門家が
スマホやタブレットを専門外として切り捨てるなら
その専門家にまともな将来があるとは思えません。
業者として、専門家としての死を意味するわけです。

アイループは現状、スマホ・タブレット分野が弱いです。
逃げの姿勢であり、専門家として情けないです。
しかし、個人のできる限界というものもあり
そのジレンマに悩み続ける1年となるかもしれません。

学ぶことを辞めた時に僕の人生が終わる
くらいの気持ちで仕事をしています。
今年もアイループを、どうかよろしくお願いいたします!

今年も様々なお化けや魔女に脅迫されました!


その中で何人か選んでみました♪





↑ゾンビ。・・・完成度高いです。服はわざとボロボロに切り刻んでありますw


たぶん今年のMVP!





↑ジェイソン…というか、ガイコツですね。これでは誰だかわからん^^;


次回はダンボール製のチェーンソーでも作ってきて欲しいです!





↑超お姫様ドレス。親御さんのこだわりでしょうか☆





↑魔女宅のキキですね?





↑阿倍野区のゆるキャラ、あべのんも来てました~





しかしビックリするくらいに人、人、人です♪


ちなみに、これらの写真は店舗内外に設置してある防犯カメラから引っ張ってきています。店内だけでなく店外も、南北100メートル以上の視野が確保でき、しかもカメラはデジタルなので元画像の画質はかなり高いです。


就活のとき求人票に「ワードやエクセルが使える方」などとあるとき、どの程度までのスキルを求められているのでしょうか。この質問はお客さんからもよく尋ねられるのです。

こういったケースで僕が答えているのは・・・

◆◆◆ 求人票にある「ワードやエクセルができる」の基準 ◆◆◆

[Word]
・フォントの調整、配置、装飾
・文字のコピーと貼り付け
・図表や画像の配置
・印刷(プリンタ指定、ページ指定や枚数、レイアウト指定)
・上書き保存、名前を付けて保存

[Excel]
・簡単な表の作成
・四則計算や合計平均の関数
・既存ファイルの関数や行列を壊さずに編集できるスキル

[その他]
・1秒あたり3打程度のタイピングスキル
・ファイル管理:場所の把握、ファイル名の変更・移動・コピー
・USBメモリへの保存、USBメモリからの移動やコピー


最低限、上記のスキルがあれば「ワードやエクセルが使える」と言って良いでしょう。

Wordに 関しては回覧板や学級通信のようなものが作れればOKです。あまり細かいことは求められないと思います。

Excel に関しては上記の通り「いま会社で使っているエクセルファイル内の関数や行列を勝手に変更した上で上書き保存したので再起不能となった」などの問題が無ければ大丈夫だと思います。会社として一番困るのはそこだと思うので、操作ミスやスキル不足が原因で関数を狂わせてしまうような社員には、エクセルを安心して使わせることさえできなくなるのです。

自ら関数を打ち込んで新しい管理表を作れる能力というのは、半端にできる人にやらせるより、きちんと技術を持った人にやらせるほうが早くて正確です。従って、会社は新入社員にそのような技術を求めません。

もし、既存のエクセルファイルを見て「ここは毎日こう書き換えてますが、手順をマクロ化してボタンを設置したほうが効率が良くないでしょうか?」などと新しい提案をした上で自ら編集していけるスキルがあるなら、それに越したことはありません。そういう人が会社で認められて、それまで担当していた先輩社員さんの仕事を奪いながら出世していきます。



ところで僕はパソコン屋をやっていますが、もし万一お店を続けられなくなったらどうしましょう。閉店はよほどのことでもない限り有りえませんが、閉店しても再就職はそれほど難しくないと考えます。

理由は「パソコンスキルが高いから」です。会社の業務の中でパソコンを使う仕事を一手に引き受けられます。僕はパソコンしかわからない人間なので、会社のメイン業務についてはほとんど関与できないとしても、多くの会社は「一拠点に一人はパソコン技術者が欲しい」と思っています。なので、あらゆる業界に滑り込むことができます。商社でも、工場でも、不動産でも、アパレルでも、あらゆる業界の裏側でパソコン技術者は必要です。

そうでなくても、既存のお客さんで法人をされているところに声を掛ければ、雇用が期待できるところはいくつもあります。

つまり、これから社会に出る子どもたちも含めて、パソコンに関して高い技術を持っていることは、英語を自在に操れることと同じくらい重宝されるのです。他の人で代用できないようなスキルを持つ社員は、少なくともリストラの対象になりにくいです。