古いパソコンの高速化には限界があります - 5月30日 | アイループ パソコン修理日記

アイループ パソコン修理日記

大阪市阿倍野区のパソコンショップ「アイループ」における修理記録をつづります。

◆【お客様の自覚症状】
パソコンの動きが全体的に遅い、シャットダウン中にフリーズして終了できないことがある。NEC製デスクトップ、Celeron_900MHz、512MB。


◆【実際の症状】

パソコンのCPU性能が低く、ウイルス対策ソフトもマカフィーを入れており、これ以上の高速化はできない。高速化をするなら、リスクを承知でマカフィーをアンインストールするしかない。


◆【処置】

アイループにて一時預かりして点検しましたが、CPUがCeleron_900MHzということがネックのため、これ以上の高速化はできないとお伝えしました。メモリは最大1GBまで搭載できるようですが、現状300MB程度しか使っていないので、これを512MB→1GBに増設したところで体感速度は上がらないとお伝えしました。


また、シャットダウン中にフリーズするのはマカフィーが原因となっている可能性が高いですが、これについては無料点検の範囲では詳しい原因究明はできません(精密検査が必要です)。


簡単な高速化メンテを行いましたが、たいして効果がありませんでした。このお客様の場合、このパソコンを高速化するよりも、より性能の良いパソコンへの買い替えが最も適当です。液晶モニタは生きているようですので、本体のみの買い替えでOKかと思います。


◆【その他】
ご近所のかた、持込点検。実作業時間...30分間。料金...\0。