今年、劇場で鑑賞した2本目です
先日漫画の10巻までを読んだとろこだったのですんなりと作品世界へ
上のポスターを見てもわかりますが
キャラクターの外見に関しては本当に頑張ったなと思える再現性でした
特に山田杏奈さんが演じられたアシリバは
原作での良さを上回る魅力的なキャラクターになっていたと思いました
ストーリーに関しても驚くほど原作に忠実だったと思います
このへんはここ数日多数報道された漫画の実写化TVドラマの不幸な結果のこともあり
観るまではどうなんだろうとどうしても気になっていました
ただ原作が非常に長編であるためもありますが
今回映画化されたのはその何分の1ということもあり
1本の映画として観ると起承転結の結がとても弱いと感じてしまいました
この辺りが長編の原作を忠実に映像化した時の弱点になるのかな
1本の映画として完成度を高めるにはやはりある程度の改変も必要なのかも
そういう点で原作漫画のファンの人は十分満足し
原作漫画を未見でこの映画を観た人は少々不満を持ちそうな気がします
いか(映画.com)より
明治末期の北海道を舞台にアイヌ埋蔵金争奪戦の行方を描いた野田サトルの大ヒット漫画を実写映画化。
日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」の異名を持つ杉元佐一。ある目的のため一獲千金を狙う彼は、北海道の山奥で砂金採りに明け暮れていた。そんなある日、杉元はアイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は、捕まる直前に金塊を隠し、その在処を暗号にした刺青を24人の囚人の身体に彫って彼らを脱獄させた。金塊を見つけ出すべく動き始めた杉元は、野生のヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパに救われる。彼女は金塊を奪った男に父親を殺されており、その仇を討つため杉元と行動をともにすることに。一方、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉と、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組副長・土方歳三も、それぞれ金塊の行方を追っていた。
「キングダム」シリーズの山崎賢人が杉元、「彼女が好きなものは」の山田杏奈がアシリパを演じ、眞栄田郷敦、工藤阿須加、玉木宏、舘ひろしら豪華キャストが個性豊かなキャラクターたちを演じる。監督は「HiGH&LOW」シリーズの久保茂昭。
※アシリパの「リ」は小文字が正式表記
2024年製作/128分/PG12/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年1月19日