今年劇場で鑑賞した23作目です

 

北野武監督の作品を劇場で観るのは初めてで

 

TVでも「座頭市」だけしか観ていないです

 

どうも暴力描写が多くてグロい印象で避けてきました

 

さて本作ですが可もなし不可もなしといったところでした

 

中途半端に名古屋弁を使わせるので台詞を聞き取れないところもあったり

 

北野作品の特徴らしい激しい暴力描写はやっぱり私には会いませんでした

 

黒澤明監督の作品でも時代劇などで必要以上に血が飛び散る演出が多々ありますが

 

それに輪をかけたような過剰とも言える映像は悪趣味にしか感じられませんでした

 

争い・戦を描くのですから綺麗事では無いのはわかりますが

 

今、現実の世界でもどうしようもない戦争を見せつけられている中で

 

お金を払ってまでさらに争いの中で殺し殺される姿を

 

どうしても見たいとは思えなかったのが正直な感想です

 

 

以下(映画.com)より

 

北野武が構想に30年を費やして監督・脚本を手がけ、「本能寺の変」を題材に壮大なスケールで活写した戦国スペクタクル映画。武将や忍、芸人、農民らさまざまな人物の野望と策略が入り乱れる様を、バイオレンスと笑いを散りばめながら描き出す。

天下統一を目指す織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい攻防を繰り広げていた。そんな中、信長の家臣・荒木村重が謀反を起こして姿を消す。信長は明智光秀や羽柴秀吉ら家臣たちを集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索命令を下す。秀吉は弟・秀長や軍師・黒田官兵衛らとともに策を練り、元忍の芸人・曽呂利新左衛門に村重を探すよう指示。実は秀吉はこの騒動に乗じて信長と光秀を陥れ、自ら天下を獲ろうと狙っていた。

北野監督がビートたけし名義で羽柴秀吉役を自ら務め、明智光秀を西島秀俊、織田信長を加瀬亮、黒田官兵衛を浅野忠信、羽柴秀長を大森南朋、秀吉に憧れる農民・難波茂助を中村獅童が演じる。

2023年製作/131分/R15+/日本
配給:東宝、KADOKAWA
劇場公開日:2023年11月23日