今年の劇場での鑑賞5本目

 

マスクの着用が個人判断になった今週、

 

雲一つない天気にも誘われてウキウキと劇場に

 

鑑賞の候補はスピルバーグの自伝的な「The Fabelmans」か

 

アカデミー賞受賞したばかりのこちら「Everything Everywhere All at Once」

 

ところが私が株主優待で鑑賞できるシネコンは

 

なかなかシビアな営業判断をするようでフェイブルマンズは

 

公開2週目で早くも1日2回興行(12:05と20:15)笑

 

ほぼ選択の余地なくエブエブへ

 

GCてんこ盛りのドタバタコメディものかと思っていたら

 

TV CMやポスターから受ける印象とは大違いの作品でした

 

全体としてはSFファンタジーとしてとらえて良いのでしょうが

 

内容は少々難解で哲学的な、いくようにも解釈が許される作品でした

 

主人公がこれまでしてきた選択により何万も存在するマルチバース

 

そこを移動し体験することになった主人公

 

家族とは親子とは人生の成功とは多様性とは何かを

 

畳み掛けるような感んじで観るものに問いかけてくる

 

結構ハードな体験になった作品でした

 

しかしこのような作品がアカデミー賞で

 

監督賞・作品賞をはじめ7部門も受賞するようになるとはアカデミー賞も変わりましたね

 

最近は少々人種的なマイノリティに忖度し過ぎではと思うこともありますが。

 

最後になりましたがとても面白い作品でした

 

2度目の機会を作ってもっと注意深く細部までしっかり観たいなぁと思っています

 

 

 

以下 映画.comの解説より

 

カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を掛け合わせ、生活に追われるごく普通の中年女性が、マルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救うことになる姿を描いた異色アクションエンタテインメント。奇想天外な設定で話題を呼んだ「スイス・アーミー・マン」の監督コンビのダニエルズ(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)が手がけた。

経営するコインランドリーは破産寸前で、ボケているのに頑固な父親と、いつまでも反抗期が終わらない娘、優しいだけで頼りにならない夫に囲まれ、頭の痛い問題だらけのエヴリン。いっぱいっぱいの日々を送る彼女の前に、突如として「別の宇宙(ユニバース)から来た」という夫のウェイモンドが現れる。混乱するエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と驚きの使命を背負わせるウェイモンド。そんな“別の宇宙の夫”に言われるがまま、ワケも分からずマルチバース(並行世界)に飛び込んだ彼女は、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れ、全人類の命運をかけた戦いに身を投じることになる。

エヴリン役は「シャン・チー テン・リングスの伝説」「グリーン・デスティニー」で知られるミシェル・ヨー。1980年代に子役として「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」「グーニーズ」などに出演して人気を博し、本作で20年ぶりにハリウッドの劇場公開映画に復帰を果たしたキー・ホイ・クァンが、夫のウェイモンドを演じて話題に。悪役ディアドラ役は「ハロウィン」シリーズのジェイミー・リー・カーティスが務めた。第95回アカデミー賞では同年度最多の10部門11ノミネートを果たし、作品、監督、脚本、主演女優、助演男優、助演女優、編集の7部門を受賞した。

2022年製作/139分/G/アメリカ
原題:Everything Everywhere All at Once
配給:ギャガ