(画像はAmazonの商品ページよりお借りしています)

 

 

土屋氏の本を読むのは初めてでした。

 

著者はお茶の水女子大学で教授を務めておられたそうです。

 

タイトルにも講義とあるように実際にお茶の水女子大でおこなわれた講義をもとに

 

書き起こされたようで1日1講義の形式で11回分で構成されていいます。

 

内容は私などでも知っているような著名な哲学者

 

プラトンやアリストテレスからデカルトやフッサールやカント等の考えを取り上げ、

 

彼らの考え方は最終的には間違っているのじゃないかと仰っていて、

 

その論拠はルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの考え方に拠っているようです。

 

難解というわけでもないのですがどうもすっきりとした話でもないというのが

 

読んだ私の素直な感想で、もしこの講義をとっていたら途中からサボっていたかな。

 

著者紹介によるとユーモア・エッセイストと知られており、

 

哲学について以外にも多数の著作もあるそうですが、

 

たぶん面白くはないんじゃないかなぁと思ったりしています・笑

 

 

以下(「BOOK」データベースより)

 

大哲学者たちが考えたことを信用できるでしょうか?いつもはあまり信用されないツチヤ教授が挑戦的にこう問いかけた。不信感を抱く学生を前にして、プラトンやデカルトなどに代表される哲学史に輝く深遠な学説に、誰にでもわかりやすい言葉で鋭く切り込み、哲学の初心者たちと共に一から考えた渾身の講義。

 

 

 

#16