原題 LAW ABIDING CITIZEN
監督 F・ゲイリー・グレイ
2009年 108分 R15+ アメリカ
TVにて鑑賞。
タイトルは直訳なら「法に従う市民」ぐらいで
辞書で調べると「良民」となってました。
主題は司法制度と法治に対する私刑や復讐でしょうか。
不完全な司法制度によって不利や苦痛苦悩を与えられた者はどのようにそのことに
対処するなり諦めも含めて受け入れていくのか?
またこの作品では主に検察側ですがその司法制度の中でどう最善の正義を行うのか?
作品では分かりやすい被害者による復讐のさま(これがかなりグロいのでR15+
指定かなと思います)を描きながら要所要所で主題を観客に問いかけてきます。
全体として面白くできていると思うのですがこのエンディングはいかがなものかと
思わずにはいられませんでした。
以下(「映画.com」より)
ジェラルド・バトラーとジェイミー・フォックスが共演するクライム・サスペンス。「交渉人」のF・ゲイリー・グレイ監督がメガホンをとり、「ソルト」のカート・ウィマーが脚本を手がける。米フィラデルフィアで幸せな毎日をおくっていたクライド(バトラー)は、ある日突然、愛する妻子を目の前で惨殺される。しかし犯人は、エリート検事ニック(フォックス)の勝手な司法取引によって極刑を免れる。腐敗した司法制度に憤がいしたクライドは、自らの手で犯人と事件関係者に制裁をくだしていく。