昨日シネマコンプレックスで映画「平場の月」を観てきた。

堺雅人演じる50歳代男と井川遥演じる50歳代女の悲恋だった。5年前にそれぞれ配偶者と離婚、死別した。二人は中学時代に同級生で男は女に淡い恋心を持っていた。それが、とあるところで二人とも一人身になった50歳代で再会するところから物語は始まる。

 

まもなく上映終了となるようで、あらすじもあまり調べずに観に行ったら、悲しい結末でいつもハッピーエンドを望む自分としては後味が悪かった。今度はハッピーエンドラヴストーリーの映画を観て、幸せ気分を味わいたいものだ。

 

「平場の月」はレイトショーで上映時間は21~23時頃の約2時間だった。平日の深夜だったので、上映シアターには自分しかいず、なんと貸し切りだった。22時20分頃も自分以外誰もいないのはわかっていたのだが、映画が終わりシアター内の照明が明るくなると一番前の席に二人座っているのが見えて、一緒にシアターから出てきた。

 

残り40分くらい観ても意味がないのにと頭を傾げているとハタと気付いた。他のシアターで「平場の月」より早めに終わる映画を観ていた客がこちらに潜り込んできたのだと。そんなこともできるものなのかと感心して家路についた。