続いて退職したEFによる区分所有者の個人情報(携帯電話番号)の持ち出しによる臨時総会多数派工作疑惑を自分は指摘した。

 

令和5年4月に開催した臨時総会に狙いを定めてAはマンションを良くする会を立ち上げた。前年の夏まで29年間管理組合従業員は入れ替わりがまったくなく管理組合発足以来令和4年まで管理組合従業員として支配人と業務会計責任者をそれぞれしていたEFはこのマンションで起こることは何でも知り尽くしていた。言い換えれば29年間管理組合運営業務を実際やっていたのはEFだけだから知っていて当たり前だった。

 

Aは仲間に引き入れたEFを両腕にして顎で動かした。Aにとってはマンションのことをよく知っているというだけで利用価値があった。EFは自分に指摘された不正疑惑からAに庇ってもらおうと考えた。元々AはEFの不正を暴くと一番息巻いていた。だから庇えることもできるし、EFの何らかの弱みを握っていたとも言える。Aはまさにアメと鞭でEFを操った。

 

臨時総会が開かれるということでAは管理組合執行部である理事会に対して物申す、理事会の至らぬところを鋭く糾弾しよう、自分が的になったが、役員を個人攻撃しようと意図していた。そのためにAは総会出欠兼委任状ハガキで委任集めようとした。Aは委任が多ければ質問でも採決でも負けめといえども総会で強く糾弾し抵抗できると考えていた。

臨時総会1週間前にはEFKT2の4人を中心となって委任状集めをしていた。いままで委任状は議長である理事長に98%以上が集まる。しかし出席者のほとんどが反対派ばかりになる。結果的に臨時総会では賛成は71%、反対は29%になった。長年、反対は2%未満となる。

頑張っても反対29%の得票というのは管理組合始まって以来の出来事となった。大勢に影響はないものの良くする会のメンバーとしては必死にかき集めた結果となった。

 

では、長年2%未満の反対委任状がこの臨時総会に限って29%になったかと言えば、先ほどの4人が委任状集めに駆けずり回ったからだ。住んでいても日中不在がちな人、賃借人、セカンドハウスとして部屋には誰も住んでいないなど全住戸又はほとんどの区分所有者に連絡をつけたり、会ったりすることはほぼ不可能。なのに29%の区分所有者から委任状の取り付けをできたとしたら、応じなかった区分所有者もいたはずだから50%くらいは連絡ができたものと推測できた。

 

どうやってそんなことができるか。答えは1つしかなかった。EFが令和4年8月退職時に全区分所有者の携帯電話番号など個人情報をコピーして持ち出したからしかなかった。これによってAの指示のもとEFは区分所有者の携帯電話にかけて反対の委任状を出すよう画策して29%の反対票がでた。

 

今時、退職後になんであれ職場の情報を持って出て、私的なことに利用するとは言語道断である。あきれて口が塞がらなかった。

 

最後に管理組合修繕工事の工事業者相見積資料や工事完了証書兼保証書等重要書類保存管理義務違反を報告することになる。

 

以降の話は次のブログ「マンション自主管理組合72」に譲ることにする。