6月17日開催予定の理事会は4日頃全役員に招集通知された。その議案書の中には水漏れ事故、貸し切り風呂問題などが含まれていた。

 

そして自分も監事として管理事務所裏の書類倉庫に行き、過去から現在に至るまでの資料にできるだけ目を通して調査した。もう整理のし方がめちゃくちゃで何年以前のもの、何年から何年までのもの、あるカテゴリーのもの、などまったく保管されていない。それでも調べがついたものはそれをベースとして業務監査報告書を作成した。Aの子分で組合員そして元従業員のEFを切り崩すためだった。

理事会は4月から傍聴を認めていたのでABEFは傍聴しにくることができるので、なおさら良かった。理事長も5月理事会は欠席となったが、6月理事会は出席すると監事の自分に連絡があった。自分から理事長に6月理事会の要点について電話で説明もできた。監事の監査報告は理事会議案書に載せる必要がなく報告書を提出して説明することができる。監事の自分は周到に準備した。

 

この時期、友人に誘われて農作業の短期アルバイトをしていた。6月理事会前のある日、バイト作業中に区分所有者Vから携帯に電話がかかってきた。Vは1階温泉浴場をJが夫と毎日昼過ぎ1時間貸し切りしていたのを禁止にしてほしいと再三申し入れしていた。管理士顧問にいっても無しのつぶてなので自分にも連絡して来ていた。Vが言うにはタライに便を入れて洗い場に放置してある事件が発生した。こんなことが起こるなんて信じられない。J夫婦の仕業かもしれないから何とかしてくれと、監事の自分にぜひ理事会で介護風呂禁止にするようお願いしますとVはいう。監事は理事会において議決権を持っていないので、自分にはどうしようもないが、Vの要望は自分の意見として理事会で発言しますとだけVに返事しておいた。従業員Mに確認したら確かにそんなことがあって写真をとってあるという。

 

Jは介護風呂禁止の流れになっていることを察知してAグループのボスAに介護風呂の使用を続けられるように頼みに行ったという情報が入ってきた。しかしボスAはJの味方をしなかったことも聞こえてきた。AもJの専用使用は迷惑だという話を耳にしていたからだ。AはJを突き放した。AにとってJは利用価値がなくなったからでもあった。

 

階下3部屋に大量の水を落とした部屋の区分所有者も理事会を傍聴するという情報も入ってきた。

 

以降の話は次のブログ「マンション自主管理組合62」に譲ることにする。