昨夜悪夢を見た。早朝目が覚めた時にその悪夢を鮮明に覚えていた。悪夢の記憶は自分が刑事に手錠をはめられたところから始まる。手錠をはめられた後、パトカーの後部座席に1人乗せられたままで待たされていた。なぜ逮捕されたのかがわからない。でも逮捕され手錠をはめられているのだから何らかの事件を引き起こしたのだと思って、自分はこの先どんなことで刑事から取り調べを受けメディアに実名報道されるのかと思うとパトカーの中でうなだれてしまっていた。

 

両手にはめられた手錠は不思議と緩めたり外したりできていじりまくっていた。でも手錠を投げ捨ててパトカーから逃げ出さず大人しく手錠をまた自分ではめて後部座席に座っていた。パトカーの後部座席はチャイルドロックがかけられているため内側のドアノブでは開けられない。要は簡易の拘留室になっている。じっと刑事を待っていると、もう1人逮捕されたようで建物の中から手錠をはめられた男が出てきて別の覆面パトカーに乗せられたところで記憶が途絶えていた。目覚めた時、本当に気分が悪かった。

 

毎夜一晩中エアコンをかけっぱなしにして寝ているが、それでも暑いのか熟睡はできていないみたい。元々加齢とともに睡眠の質は悪くなっていくと言われているが、それに輪をかけてこの夏の夜の暑さは不眠に拍車をかける。

よく睡眠が浅いから夢を見るという。レム睡眠の特徴の1つとも言われる。そんな難しい分析は横に置いておいて、とにかくせめて夢くらいいい夢をみたいものだ。

 

自分の人生、自分ではそんなに世間様に迷惑をかけるようなことをしでかしていないのにこんな夢を見せないでほしい。神様は罰ゲームのように悪夢を自分に見せて嫌な気分にさせる。

夢見る頃を過ぎているが、それでもこれからも見る夢に安らぎを与えてほしい。こんなささやかな願いをわがままと神様は思うのだろうか。