組織を立ち上げる(創業する)とき、従来から存在している組織を構造改革するとき、制度疲労起こしている組織を立て直すときに適用する理論を組織論と思っていて、それは学問として分析探求するものではなく、実践的な組織構築の方法論だと思っている。
組織の要素は人、モノ、カネ、
組織の構造/構成(基盤と組み合わせ)は法令、規約、細則、運用、機能、情報伝達、意思決定のプロセス、目的など
組織は構造/構成を土台と接着剤にして要素を組み合わせて構築する。自分の組織構築手法はPDCAサイクルを採用する。PDCAサイクル(plan-do-check-act)はPlan(計画)➡Do(実行)➡Check(評価)➡Act(改善)の4段階を繰り返すことによる生産技術における品質管理などの継続的改善手法をいう。
亡父の会社にも自分の社長就任前から本社事務所で仕事をするようになったら組織再構築を試みたが、財務的に手遅れだった。そして和歌山在住時代、自分の住んでいたマンションについても役員になった時から部屋を処分するまで、管理組合組織立て直しは持論の組織構築手法を念頭にPDCAサイクル手法を密かに用いていた。
現代では組織の要素はハードウエア、人はHuman power、モノはGood、カネはCapital、これらは経営資源(firm resources)という。組織の構造/構成はソフトウエア、コンプライアンス、ガバナンス、マネジメント(Risk含む)、コミュニケーション、Decision process、Purpose and SDGsで気がついたら英語ばっかりになってしまった。
自分は組織立ち上げも立て直しもやってきているので、本能的にすぐに行動に移すことができる。現状の詳細分析把握ができたら、PDCAに落とし込む。あとは流れに任せるが、大事な要素として時間(Time)がある。時の流れに身をまかせと調子よくいけばいいのだが...