臨時総会の翌朝8時半頃、自分は管理事務所に行った。昨年秋、自分に退職を申し出ていたが、副理事長Gと管理士顧問に慰留され退職を翻意し女性事務職員Qとして引き続き勤務していた。Qは18年勤続だったので、Aの手下である旧従業員EFと一緒に長年勤務していた。そのQに確かめたいことがあった。

 

まずは自分はQに昨日の臨時総会で管理組合軽トラ使用のガソリン代を自分が請求支払いを受けていたと事実無根の吊るし上げにあった時、Qが持ってきてくれたメモで助かったことに礼を言った。

 

その上でEもFもQも軽トラをここ数年空いていたら、自分にどうぞ使ってくださいと言っていたよねと確かめた。Qは即座にその通りです。自分以外の区分所有者もよく借りに来ていましたよ。自分が貸してと言って空いてない時は空いたら、EもFもQも内線で空いたからどうぞと連絡しましたよと自分に発言。これから証言してもらうことはないが、管理事務所にこの件で尋ねに来た区分所有者があれば、自分に言った通りのことを説明してと頼んでおいた。

 

ABEFKOはなぜ真実を隠し捏造してまで自分を徹底的に吊るし上げなければならなかったのか理解できなかった。自分は首謀者Aに恨みを買うようなことをしていないのに、すべては真夜中の無言電話から始まった。

 

数日後、自分がマンション内に長年個人的なお付き合いがある情報網の1人から連絡が入り出す。

 

Aは駐車場で、T2は1階温泉浴場の出入口で、K婦人部長は女性区分所有者の部屋を回っている。何をしているのかと言えば、マンションを良くする会の入会勧誘署名活動だった。臨時総会にAが出した質問状には20名の会員がいると記載されていたが、さらに会員数を増やそうと署名活動を密かに行っていた。

自分は臨時総会の反対票が30%だったことを思い出した。反対票が40%以上になると総会運営が難しくなってくる。

 

臨時総会から1週間経ったある日、自分が外出先から帰ってきて管理事務所の前を通ったとき、自分をメモで助けてくれたQが泣いているのが見えた。

どうしたのかと聞いたら、机の引き出しから前から用意していたと思われる退職届を出して、もうやめたいと言って自分に渡そうとする。年明けからもう1人いる女性事務職員Pから偉そうに再三言われていたのは知っていた。それに追い打ちかけるようにモンスタークレイマーOが毎日のように管理事務所に来て、Pと一緒になってQをいびっていた。言葉の暴力でもう我慢できなくなったのだろう。

 

副理事長Gと管理士顧問が去年秋に彼女が辞めたいと言った時に慰留して、ここまで来たが結局無理だったかと自分は思った。自分もQから一番先に退職の意向を聞いたが引き止めなかった。自分の会社経営の経験から一貫して去るもの追わず主義だ。引き止めると増長するか結局遅いか早いか辞めてしまうからだ。慰留して残ったら原因を取り除くか改善しなければ結局辞める。慰留した副理事長Gと管理士顧問は労働者心理がわかっていない。だからGと顧問に連絡した。

顧問はQは我慢がたりないとか勝手だとかとQのせいにする。今さら何をいっているのかと思った。Gと管理士顧問の労務管理意識の欠如を感じ、従業員管理を誰がしてくれるのかと気分がしんどくなった。

 

Gと顧問で慰留したQの席に欠員がでるのだから、Gと顧問で考えてほしいと自分は介入しなかったし、自分たちの後始末をきちんとしてほしかった。顧問からQの退職届は理事長に送るように依頼された。

でも補充職員との絡みもあるので、いつまで来てもらうのかという打ち合わせを最低限Qとしなければならないのに誰も気が付かない。自分から伝えても誰もしない、わからない。結局自分がQと退職日までの詳細打ち合わせをした。

 

昨年夏の新従業員雇い入れについても自分が独断でやったと言われないようにDに付き添い証人になってもらっていた。それでもCなどの自分に対する敵意から勝手な従業員雇い入れをしたという話を信じたAグループから自分が勝手にやったのではないかと痛くもない腹をつつかれていた。

 

以降の話は次のブログ「マンション自主管理組合34」に譲ることにする。