交通反則通告制度とは交通違反の青切符による取り締まりで自転車に対して2026年4月に施行する。警察庁が5月末頃までパブリックコメントを募集していたが、自分は応募しなかった。
今日午前中、梅雨の本降りでハタと疑問が湧いた。雨の中自転車を運転するとき片手で傘をさしてもう片一方の手でハンドルをもって運転するのは違反のなのか。
さすべえに傘を取り付けて両手はハンドルを握っていたら違反にならないのか。
降りしきる雨音を聞きながら、本当のところどうなのか聞きたくなって、警察署の交通課に問い合わせした。代表電話に出てきた女性職員はこんな質問を今時してくるのかと驚いたような反応だったが、交通課に繋いでくれた。交通課では男性警察官が応対してくれた。職責はわからない。こちらの電話番号がわかっていても、どちらの方ですかと聞くので家族のことで聞きたいと返事したら、傘の件を答えてくれた。
片手で傘を持つのも、さすべえに傘を固定して使うのも両方とも違反という回答。ただし、さすべえの器具をつけているだけなら違反にならない。雨の日は合羽着用でお願いしたいとのことだった。
警察官が丁寧に答えてくれるので、その時にさらなる疑問が出てきたので聞いてみた。
小学生はながらスマホはないが、信号無視や歩道走行をしたら青切符を切って反則金を払わせるのか?親が払うのか?と。今、警察と近隣の小学校とは自転車の安全教育の連携と徹底をしている。歩道走行に関して言えば、13歳未満の子供と70歳以上の高齢者については免責されるとのこと。残りの質問については警察庁からまだ具体的にどのように制度を運用するのか通達がきていないので返事できないとのことだった。
誰でも運転免許証なしで自転車は乗れるから、道交法違反で青切符を切るなら、小学生に身分証明書を提示させるのか?親を呼び出すのか?学校に連絡するのか?色々問題があるのかなと思ってしまった。自分も60年前小学2年生の時に自宅近所で従兄弟と小さな自転車で2人乗りしていたら、警察官に呼び止められた。確かに自分たちが悪いのだが、7歳の子供にその警官は威圧的に注意して子供心に凄く嫌な気分になったことがある。そんな気分にさせて2度しないように振舞ったのかどうかわからないが、その後も自分は友達と二人乗りをしていた。
本当に何を取り締まらなければならないのかよく見極めて制度の運用をしてほしいものだ。