1ヶ月振りに食べたくなったので意を決して作ってみた。前回食せずの1歩手前だったので恐る恐る作った。前回より少しはマシになっているがやはりしっくりこない。長年、男飯定番の1つであり自分の得意料理と自負していたが、さすがに自信喪失した。どうしてしまったのか自分ではよくわからい。
同居の高齢の母は感想も何もすっかり話さなくなった。何も言わずに残されたら、これほど残酷なことはない。母は自分から声をかけたり問いかけてどんなことでもしゃべらせるようにしている。これは母のためと思ってやっている。
ただ料理して食卓を囲んで2人で食事を取るとき、母とは話をしても続かない。我が家の食卓は会話がなく確かに楽しさはない。料理の出来不出来も会話の1つになっていいはずだ。楽しい食事がしたいと願うのは贅沢なのかと自問自答する。