令和5年2月になった。
自分が買い出しを済ませてマンションに帰ってきたら、1階ロビー奥の応接セットのほうからAとこのマンションで一番の地獄耳で放送局かつモンスタークレーマーの女性区分所有者O二人の話し声がエレベーター前に立っていた自分に聞こえてきた。相手方も自分もお互いに見えない位置関係。
自分はしばらく二人が何を話ししているのか立ち聞きした。AはOにCから聞いていた11月理事会での管理組合軽トラ買い替えの件を話していた。その中でAは自分が以前から管理組合の古い軽トラを私的に使用していたととんでもないデマをOに吹き込んでいる。Oも自分のデマをAに話して情報交換している。Oはどこからか聞き込んだ根も葉もない噂を嘘やデマに加工する名人でもあった。聞いていると自分に対する誹謗中傷をしている。聞いているAは否定せず焚きつけていて自分を個人攻撃する準備をしているようだった。Aは裏で管理組合運営の妨害ネットワークを築き出していることが伺いしれた。
そこへDがエレベーターで降りてきて自分と出くわした。自分は口に指を押し当てて声を出さないようにまず伝えて、向こうの陰でAとOが話し込んでいると知らせた。Dは自分にAとOに次のようなデマを流されていると話してくれた。「Dが昨年秋に非常階段出入口ドアノブシリンダー交換について防犯性が高まるので賛成の署名をOに頼んできたのでOがAにどうしたらいいか相談した。」Dは自分にもうスマホのヴォイスレコーダを使って録音しておいた方がいいと助言した。AとOの会話はもうほとんど終わりかけているので録音は時すでに遅しだった。
自分はそろそろ部屋に戻るとDに言うと、Dは署名デマの件はAがOをそそのかして作り話にしている。今から二人揃っているのでどうなっているのかと問うてやろうと思うと言って、AとOのいるほうへ向かっていった。あとでDから聞くとAとOはDを見るなり逃げるように解散したと。
自分は録音していなかったが、Oが自分を誹謗中傷したことを耳にしていたので、通りがかったら聞こえてきたとOの部屋に怒鳴り込んだ。当然Oはそんなことは言っていない、知らないというので今度こんなことがあったら、ただでは済まさないと警告した。
このOは誰にでも何でも話したり、何でも人のプライバシーでも聞きたがり、自身の都合やよく思われるためには嘘も平気でつき、誰にでもひっついていくどうしようもない習性をもっている人物だった。
ほどなくOはAグループに入ったようだった。OはAグループにとって両刃の剣になっていく。
以降の話は次のブログ「マンション自主管理組合19」に譲ることにする。