昼前大阪都心部まで出かけるのに自宅最寄り駅まで15分ほど歩き、帰宅してから午後自転車で買い物に出た。買い物から帰ってからなぜか異常に身体がだるく頭がボーっとする。扇風機をかけて横になり1時間ほどウトウトして夕方18時頃目を覚ます。起き上がって夕食の支度をしようとするが倒れそうになるくらい頭がクラクラする。冷たい氷水を飲むがやはりしんどい。
電気代を始末してやれと自分は扇風機すらあまりかけず、居間と自室は網戸だけにしていた。同居の母は扇風機をかけっぱなしにしていて難を逃れた。自宅内で自分の年齢のことも忘れ危うく熱中症で遭難するとボーっとした頭で気が付いた。
あわてて今夕、今年初めてクーラーを入れた。今日の最高気温は29℃、湿度は73%、明日の朝方の予想最低気温は22℃で5月でも熱帯夜に近づいている。テレビやネットの天気予報で高齢者に熱中症の注意喚起を常にしているのに、高齢者の自分が自宅内で行き倒れになったらシャレにならない。もう10分自分で気づかずにいれば意識不明になって倒れ手遅れになっていたかもしれない。生まれて初めて熱中症を我が身に感じた。
自分は違うと他人事に思って高齢者の自覚ができていないのが高齢者の最たる習性なのかもしれない。エアコンを入れたら10分もせずに頭がスッキリして身体が軽くなった。
老いを忘れ、いつまでも若いと思い電気代を節約しようとして命を落としては本末転倒だ。きっと温暖化が深刻化している現在、高齢者だけでなく現役世代でも起こり得ることだと思う。皆さんもくれぐれもご注意を!