午後からチャリンコでスーパーに買い出しに行ってきた。日中は朝晩と違って暑い。大きなスーパーだったが、大型連休のわりによく空いていた。

 

商品棚前の通路を歩いていると横から家族連れがカートを押しながら現れた。20歳代半ばの若夫婦、4歳くらいの女の子、3歳くらいの男の子の4人家族で、4人とも白抜き英文字が入った真っ黒の長袖スウェットをお揃いで着ていた。

 

姉弟は2人でキャッキャと飛び跳ねてカートの周りを動き回っている。それを見た父親がうるさい、はしゃぐなと注意するだけならいいが、静かにしろと男の子の胸ぐらに運動靴のつま先で蹴りをいれた。

聞いていれば、父親は3歳の男の子に輩に話しかける口調で「おまえ、ええ加減にせんかー」と。続いてカートを押していた鼻ピアスしている茶髪の母親が走り回ったらあかんと言い聞かしていた。女の子も綺麗な茶髪だった。

 

なんとまあ、しつけというのは色々あるなと感心したが、このしつけの方法で大きくなった男の子は筋金入りのヤンキーに成長するのではとあらぬ想像をしてしまった。

 

男の子が逞しい好青年に成長するよう願うばかりだ。