中国の詩人孟浩然の漢詩で読み方は「しゅんみんあかつきをおぼえず」で「春の夜は心地よいため朝になったことに気づかず、思わず眠り込んでしまう」という意味。

 

4月中旬、一時初夏のような気候で蒸し暑かったが、先月末頃には春の涼しいカラっとした気候が戻ってきた。それからは今まで夜の睡眠はもちろん昼寝をした時ですら安眠熟睡して、この詩が思わず口をついて出てしまう。

 

温暖化のせいで春や秋の心地よい気候季節が年々短くなっているようだが、それでも日本の風土は四季折々があって、その中で我々日本人は情緒豊かに育まれてきた。

 

いつまでもこんな素晴らしい風土の恩恵に浴するよう願わずにはいられない。