春が戻ってきた。天気は晴れ、気温はむしむしせずカラっとして涼しげな気温、これぞ春の気候だ。せめてGWが終わる頃までは春を感じていたい。「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。(枕草子の一節)」、「見渡す山の端霞深し(朧月夜の一節)」のように春の風情に浸っていたい。
あまりに気分が良いので、無精者の自分は先送りしていた冬物の布団や毛布をついにベランダに干した。この時節、花粉やらPM2.5やら少し心配なのだが、当たり前のことをしているだけなのに何かとっても良いことをしたようで密かに悦にいってほくそ笑んでいた。
今日は何かいいことがありますように!
日頃の行いがいいわけではないが、祈ることは虫が良すぎるたろうか。