万博バイト、6日のテストランに行ってきた。集合時間6:15、業務開始7:00、終業時間15:30、昼休憩1時間の就業報告をした。会社は勤務前から自分に7時から15時半までの昼休憩を除く7.5時間を就業時間として提示していた。

自分は6日の勤務前に会社に集合時間から業務開始時間までの45分間を就業時間に算入せず、賃金に反映されないのはおかしいと問合せして指摘したところ労務の男性担当者がそんなに納得いかないのなら、この仕事をキャンセルしますかと問うので、会社の労働時間の捉え方がおかしいのになぜ自分がキャンセルしないといけないのかと反論し、とにかく一度行って実際どうなのか確かめた上でもう一度相談するとして勤務時間を保留にしてバイトに行くことにした。

 

4日に労働基準監督署に電話相談した。窓口の監督官は各バイトのスマホに会社がインストールさせた労務アプリの就業報告に会社が提示した就業時間でOKボタンを押さず、そのメモ欄に45分間何をしたかを入力して、その分の賃金を請求してOKボタンを押すようにと助言を得る。後は賃金支払い日に自分の請求通りに賃金支払いされなければ、労働基準監督署は自分の申告(通報)を労働基準法に基づいて会社に対して賃金不払いの調査是正に乗り出すとのことだった。

 

6:15からの45分の業務は出勤点呼、業務についての説明、注意、当日の業務分担割り振りとその確認だった。その上現場責任者からは集合時間に遅れると当日欠勤にして、そのまま帰ってもらうと厳しい注意も受ける。賃金も払わず集合時間に遅れるなとはどういう感覚かと呆れてしまう。

 

労務アプリの就業報告はタイムカードに当たるので、集合時間から終業時間までを就業時間として報告した。翌々日8日にその労務担当者から電話がかかる。会社は元々これしか払えないと言っているだろうと再度言うので、それが会社の主張なら提示した給与額で自分に支払えばいいでしょう。自分は就業報告で主張した通りだから実際の賃金支払の給与額を見て、今後どうするのか判断させてもらうと返事。

翌日9日夕方、またその担当者から電話。自分だけに自分が主張している給与額を支払うと回答がくる。もうそんな考え方をする企業には世話になりたくないと思う。ちっぽけな正義感を振りかざして他のバイトの人にも伝えたいあげたいと思っていたが、もうこの会社は自分が提出したシフトに仕事を入れず、事実上クビにすると思っていた。そうなれば他のバイトの人に伝えてあげることもできない。

 

ところが翌10日午前、1週間先に6日と同じ仕事でと出勤指示の連絡が労務アプリに来た。雇用契約書も送付してきた。その日の夕方、出勤OKのボタンを押そうと労務アプリを見てみたら、出勤指示書が削除されていた。この会社はやっとブラックリストに載せているはずの自分に気が付いたのだなと思った(笑)。やっぱり干されてしまった。

 

たった一日分の給与が自分の主張通りの額で入っていれば、労基署に通報する必要がなく個人的には解決となる。万博特需で人手不足の中たくさんの臨時バイトを半年間集めて、高い時間給で仕事してもらう。会社だって莫大な請負金額をもらってバイトに高給を支払っているからといって会社は労働者に偉そうにするのは何をかいわんやだ。お互いを尊重して感謝する気持ちが大切。

 

まさにこの会社はブラック企業と自分的には認定した。ブラック企業のブラックリストに載っているはずの自分は「ホワイト」と言えるかもしれない(笑)。