市の中心部にある商業施設は凄い。2ヶ所もある。何から何まで揃っている。女と武器と麻薬以外はすべて揃うといえば、不適切な表現は止めろとお叱りを受けるかも。そして人がビックリするくらいほどいっぱいいる。本当に大都会に戻った驚きで、浦島太郎的発言を連発してしまう。
平日金曜日の昼下がり、1階フードコートはすごく広いけど、ランチで人だらけ、隣接してファーストフード店や和洋菓子のお店も立ち並ぶ。
有名なレンタルDVD書店で思わぬ発見というか、とうとう気づいてしまう。
書棚と書棚の間を通り抜ける。両側の書棚の表裏はすべてぎっしりとコミック本。どの列にも少なくとも1人の20~50歳代くらいの女性がコミックの表紙を取り上げて見ている。
自分もはじめて立ち止まって一冊取り上げてみた。漫画イラストの表紙、女性向けコミックらしい男性主人公の顔、中身はビニールカヴァーで見れない。表紙は何の変哲もないイラストで違和感はなかった。
でも、各書棚の横壁に小さな字で表示されているコミックのジャンルを見てビックリするやら納得するやら「BL(Boys’ Love)」だった。
書店がBLのコーナーを大々的に設けるのはそのコミックが売れるからという意味で納得できるが、男の自分はBLに何の感情もわかない。でも女性はBLに興味好感をもつ。どうして女性はBLに魅力を感じるのか教えてほしい。野暮な自分で恥ずかしい。

