ブログを書く気持ちがまったく起こらなかった。
約3年前にマンションをより良いものにしようと有志で行動を起こしてから半年余り経つとその中の一番の年長者が単独暴走し始める。
それを仲間がたしなめると耳を貸さず逆恨みして集まりから離脱してマンション管理組合や理事会の運営の妨害を他の組合員を抱き込んで行うようになる。周囲の人間は暇人だから、そんなことに執着するのだと言う。でも自分の考察はみんなと違った。今振り返れば、お山の大将でいたい、マウントを取りたい、自分の意見に皆を従わせたい、自分の意見を否定しプライドを傷つけた人間には必ず仕返しする、批判をする者には必ず痛い目にあわせて仕返しする、そのためには夜も寝ず執念深く恨みを晴らす策を練ったり、協力者に恩を売り弱みを握って手下のように顎で使い自分は表に出ないなど卑怯者そのものだった。
挙句の果てに自分に誹謗中傷を行い訴訟騒動にまで発展した。なんとか収集したが、まだその年長妨害首謀者は和歌山にあるそのマンションから京阪神にある自宅に居住を移したものの所有し続けているため、マンション総会があれば、いくらでも一組合員資格として大義名分を唱え、今まで通り総会で妨害活動を続ける可能性がある。まるで上場企業の株主総会に出席する総会屋如しだ。
こんな年長妨害首謀者やその手下と2年半戦いながら、良識ある改革派の役員とマンションの改革改善に取り組んできた。このマンションに常住していたため毎日毎晩気が休まらず、ぐっすり眠れない時も多々あった。
まもなく竣工から48年になる建物は不可避の大規模修繕、的確な会計処理に基づく経営判断が求められる。それらを実現するために管理組合組織の仕組み造りに微力ながら取り組んだ。
今年1月末に事情があってこの和歌山のマンションを引き払い故郷大阪に引っ越しすることになった。このマンション自主管理組合役員は登記上所有名義が変われば、管理規約に従って組合員資格と役員資格が自動的に喪失する。
あとは自分は部外者になるので残った役員でやってもらうしかない。きっと自分よりはるかに運営を健全にやってくれるだろうと安心した。肩の荷がおりた。
部外者となっても相談事は問い合わせしてくれれば、いくらでも話すつもりでいたが、2月半ばになって1年近く親交を深め信頼していた従業員の一部が年長妨害首謀者と気脈を通じて3ヶ月あまり自分を裏切っていたことが自分のそのマンションに敷いてある情報網から知ることになる。
自分は誠実にその裏切り者たちに向き合ってきたが、すぐ人を信じる甘ちゃんであるといつも痛感する。歳をくっているのでそんなに簡単に直せない。同時にすごく腹立たしい。人間不信になる。
信頼してくれて常に味方になり応援してくれた人には心から感謝したいし、このご縁は一生の財産として大切にしたい。