自分が大学3年の時、バイトに明け暮れ、お金を一生懸命稼いで貯めていた。

貯めた金は母に学費を少しずつ返すことと4年生の時に北海道とアメリカ旅行の原資にすることだった。

就職活動が始まろとしていた。自慢ではないが、自分の単位取得のほとんどが「優」(80~100点)で、ゼミ内ではトップクラスだった。

同じゼミの友人たちから就活を強く薦められたが、父の会社に就職することを決めていたので、就活はしなかった。

やがて同じゼミの友人たちは大会社、上場会社の役員になっていった。

大学4年生の終わりにアメリカ旅行から帰ってきた3月末、多感な自分は父に海外旅行の素晴らしさを話した。

その2~3年後、父は突然妾と二人だけで香港パック旅行に出かける。妾の子(自分の腹違いの弟)は妾の親に預けられる。

父は家族や会社にはゴルフ仲間と海外旅行すると言い訳をしていた。息子のアメリカ旅行に対抗意識を燃やすと同時に妾に贅沢をさせるために。

以降の話は次のブログに譲る。