先月末の日曜にあった総会の議事録の写しが手に入った。
書式、体裁は整っているが、何か違和感を感じる。何か物足りない。

質疑意見は多数出ているのに、会議の経過やその要領が反映されず、長年踏襲されてきた前例主義のままだからだ。

経過は質疑意見の内容、要領は決定事項でいずれも不備である。

質疑意見の内容は割愛するが、要領は本年度予算案と修繕計画が職権で議長預かりとなり、議長である理事長が臨時理事会を召集して審議し、その審議内容を管理規約によりもう一度臨時総会を開いて決議する。もって区分所有者にその結果を知らせる。

とても重要なことなのに、この一文が欠落している。

40年以上にわたる管理組合運営で溜まりに溜まった膿を出すべき時が来ているのかもしれないが、区分所有者の大多数が気付かない、知らないというのは残念でならない。

旧態依然とした現体制をより良いものにしていく運動は始まったばかりなのだから、根気よく少しずつ働きかけるしかない。