ささいなことで泣いてしまう私は

ただの弱虫だった。

泣いて終わらせようとする私は

ただの甘えん坊だった。

すぐに死んでしまいたいと考える私は

ただの馬鹿だった。

死を前に

私の身体は生きたいと叫んだ。

生きる、それが私の願いだった。



-ただ泣きわめくだけだった。-

(私の目には朝日は眩しすぎた。)
(私の目には貴方はぼやけて見えた。)