先日,あるゴルフショップにいったら,ミズノの試打会をしていまいした。
誰も,お客さんがいなかったので,ちょっと打たせていただいたんです。
新しいミズノのクラブを打ったんですが,打っていたら,その打球を測定器でモニターしていてくださったようで,ちょっと一段落したところで声がかかりました。
係「どうですか」
私「いやー,飛ばないもんですから,なにか飛ぶクラブはありませんか」って無理な注文を出してしまいました。
係「そうですねー」って,ちょっと困りながらクラブを出してくれました。
そのクラブに持ち替えて,また何球か打ったんですが,持ったときに「あっ」って声がでるほど柔らかかったんです。
係「柔らかいですか」
私「そうですね,これはちょっと怖いです」って,つい本音を言ってしまいました。
そのクラブのシャフトはQUAD6 BUTT STIFF のSRだったんです。
その前にうっていたのが,QUAD7 BUTT STIFF のSだったので,かなりヘッドが走ってしまって,左が怖いクラブに仕上がっているように思えました。
クラブおたくの私とお客さんが誰もいないメーカーの人が話をすれば,それはそれは盛り上がっちゃうのは当然のことで,かなり色々なクラブを打っては話すの連続で,最後にはちょっと待っててといって別クラブを取りにいってくれました。
係「これを打ってみてくださいよ」
私「なんですか,ちょっと違いますねこれは」
係「これは,中間部分の剛性をあげて,手元と先端をちょっとしならせてるんですよ。剛性曲線はほぼフラットですが、ちょっと打ってみて」って笑っているだけでした。
私は,言われるままに打ってみましたが,本当に中間部分の剛性が高くて,振っていて鉄筋を振っているような感じがしました。
手元側がわずかにしなるんですが,ヘッドスピードが50を超えないと駄目かなと思いました。
そのシャフトは、カタログには載ってないもので、通常は販売していないそうです。
メーカーの人の遊び心で作っているんですが、ちゃんと製品としてはあるそうで、よほどピッタリとはまる人以外は売らないそうです。
感触としては、ディアマナのアリスレイと似ていました。
私には、到底使いこなせないシャフトなのですが、今回は感触をたしかめられただけでもラッキーでした。
ちなみに、製品名はDUAL ACTIVEとプリントされていました。
そして、今度はヘッドのウェイトの位置を変えられる、MP600をウエイトを変化させながら打たせていただきました。
私はドロー打ちなので、まずフェード系の球が出るようにセットしてもらって、打ってみることにしました。
そうしたら、確かに右への球になるんですが、トップの位置でわずかにフェースが開いてしまうことがわかりました。
私「確かに右にはいくでしょうけど、トップで僅かに開いて、その影響が大きすぎますね」というと。
係「そうですか トップで開くのを言われたのは初めてですよ」
私「そうですか・・・ 自分で操作できない場合は有効でしょうけど、意図していないのでスイングが壊れそうですね」
係「そうかもしれませんね」
こんな話をずーっとしていたんですが、とうとう一人お客さんがいらしたので、私は退散することにしました。
でも、いろいろなクラブを打ち比べるっていうのは、本当に楽しいですね。
係の人のお誘いにのって、暇そうにしているところを見計らって、また行ってみたいと思いますo(〃^▽^〃)o