
埼玉県川口市、スープカレー専門店plus one、たーくんです

突然ですが、私が死んだら何人の人がお葬式に来てくれるでしょうか。何人の人が涙を流してくれるでしょうか…。
訃報の連絡が来たのは3日前
あまりにも突然のことでした
数々の病気でずっと病院通いや入退院を繰り返していたおばちゃん

しかし最近は体の調子も良かったみたいで、私も忙しい生活をしてたので全然会わずにいました

しょっちゅう体にメスを入れられ、大量の薬を飲み、健康の為にと毎日長距離歩いてたおばちゃん

なのにそんな病気なんて嘘のように全くそれを感じさせない明るさでいつも笑ってた

「おばさんもう子供産めないから、産んだら私が面倒みるから若いうちに産んじゃいなさいよ
いつ病気して私みたいになるかわからないわよ
」って言われたこともあったっけ
スーパーでパートをしていたおばちゃんは、もちろん今日も明日も仕事が入っていたはず…。おじちゃんとホームセンターに買い物に行く車の中で苦しくなって、病院に行き、検査の途中で心臓停止

そんなあまりにも突然の出来事

おばちゃんとは家族ぐるみのお付き合いで小さい頃からお世話になっていた

そんなおばちゃんが亡くなったと聞いて、昨日は店に半休をもらい家族とお通夜に駆けつけました

お焼香の時、親族席に一礼すると、おじちゃん以外の親族は私たちに気付き一礼してくれましたが、おじちゃんは祭壇をボーっと見つめたまま…。
両親もいない、子供もいない、ペットもいないこの夫婦に、最愛の奥さんが亡くなったおじちゃんの気持ちは痛いほどわかる

お焼香はほんの僅かな時間でおばちゃんとお別れって感じはしなかったんだけど、おじちゃんの気持ちを考えると心が痛くなりました

その後おじちゃんと話す時間を取ってもらえるとのことで、家族とおばちゃんの思い出話しをしながら待っていると、おじちゃんが私たちに気付き来てくれました

おじちゃんは、おばちゃんがスープカレーを食べに来たがっていたことを教えてくれました
きっと私のことも心配だったんだと思うし、顔を見せに行く機会なんていくらでもあったのに何故行かなかったのか、自分を責めました
おじちゃんに大丈夫?って聞いたら、うんうんってうなずいてたけど、大丈夫なはずがない

そんな状態なのにおじちゃんは私のことを心配してくれて、カレー屋さんどう?結婚は?川口市から遠かっただろうにありがとね
お店休んでくれたの?お母さん大切にね
って…。おばちゃんとはもう一緒に行けないけど、今度おじちゃん1人で食べに行くって言ってくれました

最後に、告別式に参列できない私に、おばちゃんとの別れをさせてくれました

ガラス越しに見るおばちゃんは、綺麗にお化粧されていて微笑んでいるような、安らかな顔をしていました
ただ普通に寝てるだけで今にも起きてきそうに見えるけど、決して起き上がることはないんだなぁって
おばちゃんの笑い声が聞こえてきそうで、涙が止まらなかった

一緒に行った甥っ子が、「ねんねしてるねぇ
バイバーイ
」って無邪気に言うもんだから余計泣けてきちゃって…。私たちの他にもお別れを告げる人たちが何人も
話しかけたりする人も、ただ立ち尽くす人も、みんな泣いてた
おばちゃんのお母さん、私は昨日初めて会ったけど、「娘に先に逝かれちゃったよ」って

でもおばちゃんのお母さんも、おじちゃんも、気丈に振る舞って、涙ひとつ見せなかった

実感がないのかもしれないし、泣きすぎてもう涙が出ないのかもしれない、明るいおばちゃんを送るんだから涙ナシでって決めたのかもしれない

死んだらどうなるのかはわからないけど、死んだ人にも明日は来ると思う

もちろん残された人にも明日は来る

泣いて泣いて泣きやんだら、前を向いて歩いていくしかない
それが例え独りでも、辛い現実でも…。昨日は死ぬということについて考えずにはいられなかった

私が死んだらどうなるのだろう

誰がお葬式に来てくれるんだろう…。何人が泣いてくれるだろう…。私がいなくなった世界で回りの人たちの暮らしはどうなるんだろう。何ひとつ変わらないのも寂しいし、私がいなくなったことによって誰かの暮らしが180度変わってしまうのも悲しい

っていうか、久々に履いたスカートが喪服というのがまた悲しい(笑)
今度仏壇にスープカレー持ってくからね

ありがとう

安らかに眠って下さい
