「デンタルIQ」とは、歯とお口の健康についてどのくらい大切に考えられているかといった、その人の“歯とお口の健康への関心・意識の度合い”を示す言葉です。


一言で分かりやすく云えば次の2つのうちのどちらかです。

①目先すなわち今が良ければそれで良し。

②長期的視野で少なくとも3~5年先を見越した見方をする。


逆に、治療させていただく側(歯科医側)も、処置内容が以下の2つに分けられるかと考えられます。

①その歯のみ(患者の主訴のみ)、その場かぎりの治療。(限りなく応急措置に近い内容)

②一口腔単位で全体的かつ長期的視野に基づいて診断し治療、但し、歯科医の経験と技量が問われる治療内容。(長期に渡る耐久性が求められる内容)


①は廉価ですが繰返し治療の可能性が大で結果的に歯の寿命が縮まる可能性が大、②は治療期間、費用がかかりますが繰返し治療を避けて歯の寿命が延びると云えます。


患者さんには様々なお立場があろうかとは思いますが、かけがえのない大事な歯と念頭に於き、治療を受けるべきなのではないでしょうか…


さすらいのインプランター