過日、急患で通訳の方とお見えになったベトナム国籍ご婦人の左下小臼歯部です。


お聞きすると、昼夜問わず激痛があり、友人からもらった痛み止めで何とか凌いでいたものの、通訳に相談して初めて当クリニックに来院したとのことでした…


日本語でのやり取りがまったく出来ない(私もベトナム語はまったくわかりません)状況下、診断に始まり処置(伝達麻酔にて)を終えるまで通訳を介しての応急措置でしたが、通院を重ねるうちに信頼関係が構築され、他の部位の治療も終えて約3ヶ月間ほどでメインテナンスにするまでになりました。


激痛を訴えていた左下小臼歯も経過良好なようです。



治療を終え、改めて感じたのは、例えコトバで意思疎通が出来なくても、誠意を持って治療をさせていただくと患者さんは必ずわかって信頼してくださることでした。

さすらいのインプランター