奥歯の詰め物の画像です。

この詰め物が外れた状況を経験の浅い歯科医~ベテランの歯科医がどのように診断するかをお伝えしたいと思います。

◎経験の浅い歯科医&アルバイト歯科医
詰め物が外れた歯しか診ようとしない。
当然のことながら、説明も当該歯しかされず、治療内容によっては食べる度に痛みを覚えることになってしまう場合もあり得る。

◎中堅の歯科医
応急処置(詰め物の代わりにセメント等で仮にふたをする等)はするが、保険外の治療に力点を置いた説明に徹する。

◎ベテランの歯科医
なぜ詰め物が外れたかの一口腔単位の説明をし、詰め物が外れた当該歯の状況を丁寧に分かりやすく説明し、与えられた時間内で将来的に必要と思われる説明をし同意を得た上で処置をする。
加えて患者さんの通院可能な期間や希望等にも耳を傾け、寄り添った治療に傾注しようとする。

各々の患者さんの治療に対する思いも千差万別ですので、一概には云えない部分も多々ありますが、ざっくり分けると上記の3パターンに分けられるかと思います。

いづれにしても、詰め物が外れた状態で放置するのは厳禁だと云えます。

さすらいのインプランター