7年間メインテナンスをさせていただいている、50歳台後半男性右上奥歯のインプラント&全額的なジルコニア冠(画像で白く見える被せ物)症例です❗️

この患者さんは、当クリニックの前に5~6軒の歯科にて治療を受け、お口の中は「一貫性のない、その場しのぎに繰返された治療」が散見され、ご本人もそれまでの経験からの「歯科に対する不信感」がおありのご様子でした………

当然のことですが歯科に対する猜疑心も強く、治療方針の説明だけに時間を割く場面も多々ありましたが、積極的な治療を終えた今では季節毎のメインテナンス(3~4ヶ月毎)に笑顔でいらっしゃるようになりました……

とかく歯科臨床医はお口の中の病態だけにとらわれがちですが、患者さんがそれまでに受けた「心の傷」にも目を向ける事も必要と教えられた症例です。

さすらいのインプランター